ももクロ、たこ虹、成底が沖縄に元気を届けた!「めざましライブ~日本お元気キャラバンin那覇」開催
今年、番組開始25年目を迎えた『めざましテレビ』が、7月15日に「めざましライブ~日本お元気キャラバン in 那覇」を開催した。「あなたの街に最高に元気なライブを届ける」をテーマに全国で開催するライブキャラバンの第1回となったこの日、3組のアーティストが沖縄県那覇市のライブハウス桜坂セントラルに集結した。
トップバッターは沖縄県石垣島出身のシンガーソングライター・成底ゆう子。1曲目は家族の絆をしっとりと歌った「ふるさとからの声」で会場を温かく包み込んだ。2曲目は同じ石垣島出身のBEGIN島袋優作曲のあの名曲「海の声」を三線とともに披露。ラスト曲は、YouTube、SNSで“今、最も熱い応援ソング”として話題沸騰中、成底も「けっこうキテマス!」とコメントする「ダイナミック琉球~応援バージョン~」。島の風を感じさせる成底ゆう子の力強くのびやかな歌声と、沖縄伝統芸能エイサーを基にした創作太鼓「那覇太鼓」の迫力あるパフォーマンス、そして自然と沸き起こる観客の合いの手で会場が一体となって成底のステージが終了。
次に登壇したのは、フジテレビアナウンサーの三宅正治と永島優美。「ハイサーイ!」と元気に挨拶をして、めざましテレビの人気コーナー“めざましじゃんけん”が観客全員との対決形式で行われ、優勝者にはめざましグッズがプレゼントされた。
アーティストステージの2番手を託されたのは、“たこ虹”の愛称でお馴染みの関西出身5人組ユニット・たこやきレインボー。1曲目はたこ虹史上“最難のダンス”と称される楽曲「虹色進化論」でド派手にスタートし、続けての「なにわのはにわ」では、バンドサウンドとファンの熱いコールがミックスされ会場は一層ヒートアップ。堀くるみが「この熱い沖縄を私たちと皆さんのお元気でもっともっと熱くできるようにがんばりまーす!」と宣言して、たこ虹の地元関西の話題が歌詞に織り込まれた自己紹介的な楽曲「絶唱!なにわで生まれた少女たち」を元気全開でパフォーマンス。続く「輝け!おっサンシャイン!」は、エモいメロディーをパワフルに歌い上げた。ぐんぐん高まる会場の熱気に、春名真依が「那覇市の平均気温あがってまうわ」と言って沸かせると、さらに「私たち夏に大きなワンマンライブもやりますので!そして、沖縄は大好きなのでまたすぐに来ると思います!」とファンに嬉しいメッセージを送った。ラスト曲はグループ名にちなんだタイトルの「RAINBOW~私は私やねんから~」。人にはそれぞれの色があって、他人と違ってもいい自分らしく前向きに生きて虹色にしよう!というメッセージが込められたポジティブソング。まさに本イベントにふさわしい楽曲を最後に披露した。
ここで「“地元の中学生ダンサー”とのコラボがあります」と言って、たこ虹が呼び込んだのは、この日のメインアクト・ももいろクローバーZ。「おいおい!誰が中学生やね~ん!」と突っ込みながら、ももクロ百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏が登場。「笑一笑 〜シャオイーシャオ!〜」を、たこ虹との先輩・後輩コラボで披露すると、約360人収容のライブハウスの熱気は最高潮に。
今回、ももクロメンバーの高城れには別のイベントに出演中のため、残念ながらこのライブには参加できなかったが、それでも百田、玉井、佐々木の3人は「なかなかないことだから逆にレアなライブになる」とスペシャルなライブを約束。その言葉通り3人で会場を大いに盛り上げた。
たこ虹とのコラボ曲の次は、ももクロを代表するサマーチューン「ココ☆ナツ」。激しいダンスに会場の一体感も最高点に到達。そしてレアな3人でのラスト曲となった本格派バラード「キミノアト」をエモーショナルに歌い上げた。アンコールでは「めざましテレビ」の25周年企画「日本つながるプロジェクト」の応援ソング「走れ!-ZZ ver.-」。ここでフジテレビアナウンサー永島優美が高城れにの衣装を着てサプライズで登場。事前にももクロから「この曲は4人目のメンバーとして参加して欲しい」との提案を受けていたという永島アナは、歌と振付を猛特訓、「一緒に舞台に立たせていただくとなると、ももクロさん、ファンの皆さん、見ている方に失礼のないように思いっきりやりきろうと思いました」と語り、アンコールステージは一夜限りのスペシャルコラボとなった。まさに、「日本お元気キャラバン」の名の通り、元気で明るく笑顔に溢れるライブを締めくくった。
このライブの模様は7月17日(火)の「めざましテレビ」にて放送予定。