Shout it Outが解散発表 ミニアルバムリリース&ワンマンラストツアー開催
Shout it Outが2018年8月に解散することを、オフィシャルサイトにて発表した。
活動の区切りとして、7月18日(水)にミニアルバムをリリースし、7月23日(月)からワンマンライブツアーを開催する。
ミニアルバム「また今夜も眠れない僕らは」は2枚組で、新曲が収録されるDISC 1は、三島想平(cinema staff)、上坂仁志(KOTORI)、アマダシンスケ(FOMARE)、鈴木陸生(ex.赤色のグリッター)らのサポートを受けてレコーディングを敢行した。
DISC 2には「17歳」「光の唄」「青春のすべて」「青年の主張」など、Shout it Outの6年間のダイジェストと言える全8曲が収録されている。
更に、ミニアルバムから新曲「鳴り止まない」が、本日6月5日(火) 放送のTOKYO FM系「SCHOOL OF LOCK!」で急遽初オンエアされることが決定した。1st ONEMAN TOUR「嗚呼美しき僕らの日々」と銘打つラストツアーは全9公演で、ツアーファイナルは8月10日(金)の東京・duo MUSIC EXCHANGEでの開催となる。
チケットは6月9日(土) AM10:00より発売する。Shout It Out の最後の雄姿を是非見届けて欲しい。
【Shout it Outメンバーより皆さまへ】
< 山内彰馬(Vo&Gt) より >
僕のわがままで散々振り回してきたShout it Outというバンドを、
僕のわがままで終わらせることにしました。
気がつけば、6年の月日が流れていました。
教室の隅で始めた音楽は、いつしかいろんな町を旅して、たくさんの人に出会いました。
それがただの偶然だったのか、はたまた運命だったのかなんて話は野暮なんです。
ただ僕は心の底から幸せだと思える日々を過ごして、まぎれもなく、このバンドが僕の青春のすべてでした。
でも、それこそ僕が「このバンドを終わりにする」という選択をした大きな理由の一つでした。
十代を終え、2年が経ちます。その間、音楽の中で「大人になること」というテーマと向き合い続けてきました。
しかし、答えは見出せませんでした。そして気づいたんです。
Shout it Outは僕の青春と共にあり、僕の青春を体現するために存在してくれていたんだな、と。
これから歳を重ねていく自分が歌を歌い続けるためには、真新しい未来に飛び込む必要があるな、と。
1ヶ月後、「また今夜も眠れない僕らは」というミニアルバムを出して、ツアーに出ます。
これがShout it Outからの、最後のとどめです。楽しみにしててね。
ありがとうございました。
< 細川千弘(Dr) より >
突然の発表になってしまい、申し訳ありません。
僕と彰馬は8月をもってこのバンドを解散する決断をしました。
Shout it Outは山内彰馬というボーカリストが表現しようとするものを第一に、作品を創ってきました。
その彼が、このバンドを解散させたいと僕に告げてきました。
これから彼が表現したい音楽は、ここではない場所へ踏み出してから始まることを知りました。
その思いを受けたとき、僕はリーダーとして、この数年間一番近くにいた人間として、彼がもっと大きくなるためには尊重すべきなのだろうと感じました。
ならば僕自身も一人のドラマーとして、新たなステージで更に技術面を磨いてやろうと前向きに思えたので、二人にとってはある種の発展的な決断でもあります。
彰馬はご存知の通り破天荒な奴で、今まで何度も振り回されてきましたが、彼と共にバンドが出来たことを、後悔したことは一度もありません。
心底、彼の事を尊敬しています。一緒に音を出せて良かったです。
これからはそれぞれの音楽人生へ進みます。
途中加入だった僕を受け入れてくれたファンの皆様、支えて下さったスタッフの方々、共に闘ってくれたバンドマン、バンドを通して出会えたすべての方に感謝しています。
今まで本当にありがとうございました。
最後まで思いっきりやろうと思います。