SAY-LA 超満員の渋谷クラブクアトロ単独公演で重大発表

19時開演と同時に会場スクリーンにオープニング映像が流れた。4月10日の渋谷クラブクアトロ単独公演発表から5月21日の前売券700枚SOLDOUTまで様子が流れ、集まった観客の期待が高まる。

映像が終わり、オープニングSEとともに、SAY-LA史上最高に限りなくブルーに近い水色と白を基調とした新衣装を身に纏ったSAY-LAメンバーが登場。ヘアアレンジも同色でカラーコーディネートされ、あまりの可愛さに観客からはいきなり溜息が漏れた。

ライブ1曲目は1stシングル「こじらせ片想い」からスタート。最初の4曲は天原瑠理が考えたセットリストで、「MARIA」「星に願いを」「5分遅れのシンデレラ」と4曲続けて披露し、会場の熱は一気にヒートアップした。

メンバーが挨拶と自己紹介をする中、ステージにはキーボードが登場。続いて、新メンバーの森咲のどかがキーボード演奏する中で、他メンバーが「恋する君に恋してる」を歌唱する鍵盤とボーカル構成のSAY-LA初の試みを披露。緊張と、初々しさと、たち向かわんとする懸命な姿勢が伝播しすぎる臨場感が、そのまま会場の一体を生んで、観客を引き込んでいった。

割れんばかりの拍手の後、SAY-LA約1年ぶりの新曲「胸熱アンドロメダ」を初披露。放課後プリンセス「ジュリエット～君を好きな100の理由～」やSAY-LA「こじらせ片想い」「3000年に一度のハピネス」の作詞作曲で知られるライブアイドル界のヒットメイカー石谷光による同曲は、SAY-LA史上最も振付が可愛いとメンバーも語る正統派アイドルソングで、終演後に「これは好きな曲やわ」というツィートが散見された。

さらに、間髪いれずに、「1/2×2」「ナミダノワケ」「ずるいよ」を披露。上記3曲は歌詞をよく読みこんで、曲に合わせてストーリーを作った吉永みいなが考えたというパートで、セットリストへの想いなどのMCを挟んだ後、「どうして、ミレンジャー」「3000年に一度のハピネス」「BELIEVE」を披露。あっという間に本編全12曲が終了。

メンバーがステージを去るや否や下記などの重大発表がスクリーンから流れた。なんと、SAY-LAのドキュメンタリームービーの劇場公開と舞台挨拶が決定。9月1日(土)、2日(日)　ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、9月8日(土)、9日(日)　名古屋と大阪で劇場調整中だという。さらに、9月13日（木）レコチョク presents SAY-LA 渋谷TSUTAYA O-EAST 単独公演 supported by WIZY開催も決定した。

一呼吸置いて、観客からアンコールが起きる。長いアンコールとなった。メンバーはなかなか出て来ない。楽屋では過呼吸で天原瑠理が倒れていた。「最後まで歌えないかもしれません」と言った天原とともに5人がステージに戻り、今日の感想を一人一人述べた。

最後は、もう一度新曲「胸熱アンドロメダ」、ラストは「I LOVE YOU」と天原含めた5人が歌い切り、ライブは終了となった。ステージから去るリーダーの藤沢泉美が再度スクリーンに注目するように促すと、間髪入れずに「BELIEVE」に乗せたエンディング撮って出し映像がスクリーンより流れた。

単独公演当日、渋谷駅に集合して、会場へ向かう道・ファンの皆さんからのスタンドフラワー・ヘアメイクの様子・メンバーが自分達で行った特典会スペースの装飾の様子・レコチョクWIZYの企画で行われた公開リハーサルの模様・出番前の円陣・ライブ本編のステージ・フロアの映像を素材に、AKB48やチームしゃちほこを手掛けている映像チームが会場でリアルタイム編集を行った。9月公開予定のドキュメンタリームービーも同チームが手掛けているのということで期待が高まる。

次のSAY-LAの単独公演である6月24日（日）は、初の名古屋単独公演がVERSUS東海ホール（11時開場　11時30分開演）で開催されるのでこちらもチェックしてみてはいかがだろうか。