AKB48Team8が大トリ!原宿系からプロレス、正統派まで2日間で65組のアイドルが集結【「IDOL CONTENT EXPO ~大無銭祭~」2日目レポート】

2018.6.1 15:17
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AKB48Team8

アイドルの合同ライブイベント「IDOL CONTENT EXPO@イオンモール幕張新都心 supported by ダイキサウンド 〜帰ってきた、初夏の大無銭祭〜」が19日、20日の2日間にわたって千葉・イオンモール幕張新都心にて開催。

HIGH SPIRITS
HIGH SPIRITS

アイドル総勢65組が出演するイベントの2日目となったこの日は32組が野外ステージに登場した。

4回目、初の2日間開催となった今回のイベント。日曜日のこの日は朝から青空が広がり、ショッピングモール前の広場に設置された野外ステージは、木立が輝いて見えるほどの日差しに恵まれた。

10時過ぎに始まったイベントで、トップバッターを務めたのは、「不撓不屈」をコンセプトに掲げる8人組ユニット・HIGH SPIRITS。観客エリアはスタート時点で8割がたが埋まっており、ライブでは1曲目から、メンバーたちの熱量にファンが大声援で応えた。3曲をノンストップで披露したメンバーたちは、「最初から盛り上がって下さってありがとうございます!」と感謝。

こんぺいとー
こんぺいとー

HIGH SPIRITSが作り上げた一体感の中、続いてライブを行ったのは、ビビッドカラーの衣装に身を包んだこんぺいとー。今年1月にライブデビューしたばかりのフレッシュな6人組で、原宿系とも呼ばれるキラキラ感とキュートな笑顔が際立っていた。3曲目には、アイドルの青春をテーマにした新曲を初披露し、ファンから「かわいい!」の大歓声を浴びた。

アップアップガールズ(プロレス)
アップアップガールズ(プロレス)

3番目は、プロレスとアイドルの融合をテーマに結成された・アップアップガールズ(プロレス)。しかし、登場を待ちわびるファンを前にメンバーはステージに姿を現さず、代わりに、会場に声だけが届く影ナレーションで「IDOL CONTENT EXPOにお集まりのみなさん、おはようございます」とあいさつ。「突然ですが、これからエキシビジョンマッチを始めたいと思います。本日は、ピンクのミウと、パープルのヒナノのシングルマッチです!」と宣言。「それでは参ります。3分1本勝負、レディー・ゴー!」と続け、なんとメンバー4人がいきなり観客エリアになだれ込んできた。

そこで始まったのはもちろんシングルマッチ。“カナディアン・バックブリーカー”や“サソリ固め”などの大技も飛び出し、ファンはプロレスの場外乱闘と同様、強くてかわいい女の子たちが肉体を駆使して戦う様子を間近で観戦することに。ミウとヒナノの戦いは3分で勝負がつかなかったが、タイムアップになると曲のイントロが始まった。4人はそのまま、観客エリアの真ん中で楽曲のパフォーマンスをスタート。曲の途中でようやくステージにあがり、パフォーマンスを終えた。グループからファンへの告知でも、プロレスラーとして試合に出場する日程と、アイドルとしてライブに出演する日程の両方をアナウンスし、アイドルでありかつプロレスラーであることを印象付けた。

アップアップガールズ(プロレス)の強烈なパフォーマンスのあと、ステージを彩ったのは、学園がテーマの正統派アイドルグループ・放課後プリンセスの候補生&候補生見習いユニット・放プリユース。学園のチャイムが鳴り響く中、清楚な学生服スタイルの13人がステージに登場すると、会場は、王道アイドルの魅力に釘付けになった。

桜エビ〜ず
桜エビ〜ず

各アイドルの持ち時間の使い方はグループ次第。ノンストップで楽曲を披露するグループもある中、私立恵比寿中学の姉妹ユニットとして結成された6人組・桜エビ〜ずは、会場が大型ショッピングモールであることにちなんで、MCタイムで、幼いころにショッピングカートに立ち乗りしてカートごと父親に押してもらった思い出や、試食コーナーでお腹いっぱいになってしまった思い出などを語り、会場を和ませた。

2日目となったIDOL CONTENT EXPOでは、冒頭から、ファンのハートをガッチリ掴んだ4グループが、エネルギッシュさ、キラキラ感、プロレス、王道のアイドル感など、それぞれの魅力を存分に発揮した。様々な個性を持ったグループに出会えることもIDOL CONTENT EXPOの魅力のひとつだ。

そしてこの日は、終盤に向けて、バクステ外神田一丁目、Pimm’s、純情のアフィリアなど人気グループが続々と登場し、会場は熱心なアイドルファンで膨れ上がった。いよいよ大トリのAKB48チーム8が登場する頃には、超満員に。

AKB48Team8
AKB48Team8

ライブでは、2曲目が新曲となる「蜂の巣ダンス」だった。初センターを務める横山の「ぜひみなさんと一緒に楽しめたらと思います」との紹介でいったんはパフォーマンスが始まった。しかし、途中でシステムトラブルのため約8分間、ライブが中断。が、機転を利かせたメンバーたちが、即興でファンと一緒に「蜂の巣ダンス」のコールの練習をし、地元千葉県出身の吉川はイオンモール幕張新都心のおすすめグルメを紹介。メンバーたちは「予定よりも多くみなさんと過ごせると思うと、こういうこともラッキーです!」と声を弾ませた。6人も立候補しているAKB48の総選挙イベントにも言及するなどして会場を盛り上げた。その間にトラブルが復旧し、「蜂の巣ダンス」の頭からライブを再開することになった。横山は「さっきよりも2倍、3倍と、たくさん盛り上がって行きましょう!」と笑顔を弾けさせ、会場を再び熱狂の渦へと巻きこんだ。

ほか、「365日の紙飛行機」、「大声ダイヤモンド」、「47の素敵な街へ」など人気の楽曲を次々と披露し、ファンを歓喜させた。

最後は、「Team8が一番よかったですか?」とのメンバーたちの呼びかけにファンが大声援で応え、2日間、総勢65組によって繰り広げられた熱狂のライブイベントが幕を閉じた。

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