東京のメタルコア注目株、Graupelが初全国流通作となる1stアルバムをリリース

2018.5.15 20:00

東京を拠点に活動するメタルコア・バンド、Graupel(グラウペル)が、初の全国流通音源となる1stアルバム『Bereavement』をリリースすることを発表した。

2014年に結成し、活動をスタートさせたGraupel。ブラックメタルや叙情ハードコア、Djentといった要素を吸収し、圧倒的なテクニックのもとで融合させたメタルコアを展開している。これまでに通販とメンバーの手売り、配信にて『Etherial』、『Horizon』、『Towpath』という3枚のシングルをリリース(うち、『Horizon』のCDは500枚を完売)。

その洗練されたサウンドと圧巻のライヴパフォーマンスが話題を呼び、DESTRAGE(イタリア)、AFTER THE BURIAL(アメリカ)、EMMURE(アメリカ)といった強豪の来日公演をサポートするだけでなく、2017年にはオーディションを勝ち抜き、Crystal Lakeの主催するTrue North Festival 2017への出演権を獲得。新木場スタジオコーストのステージに立つという快挙を成し遂げた。長らくアルバムのリリースが期待されていた彼らが満を持してリリースするのが、『Bereavement』だ。

本作は、徹頭徹尾、怒涛のメタルコア・アルバムだ。獰猛なヴォーカルとギターリフがせめぎ合い、叩き潰すかのようなブレイクダウン、速射砲の如きブラストビートが次々と繰り出されるなか、胸を打つエモーショナルなメロディが輝きだす。本作のために再録され生まれ変わった“Horizon”“Frozen”といった既発曲も含め、長くライヴで鍛え上げられてきた、粒揃いのドラマティックな名曲たちが並んでいる。まさにバンドの、メンバーの決意と実力、そして止めることのできない勢いを余すことなくパッキングした強烈作となった。

本作のリリースを記念し、6月23日(土)にSable Hills、SECONDLOWを迎え、新宿NineSpicesにて先行レコ発ライヴを行うことが決定している。ほかにも各地を廻るツアー日程が発表される予定だ。2018年、Graupelが日本のヘヴィミュージック・シーンに風穴を開ける。

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