amazarashi マンガ『月曜日の友達』のために書き下ろした新曲MVに「一瞬で惚れる」と絶賛の声続出
12日に公開されたamazarashiの新曲『月曜日』のミュージックビデオが反響を呼んでいる。
YouTubeに公開された新曲『月曜日』は、「このマンガがすごい!」をはじめ、数々の賞を受賞した阿部共実の漫画『月曜日の友達』のために、amazarashiが書き下ろした楽曲で、3月12日よりiTunes Music Storeなどにて配信限定でリリースされている。
元々amazarashiファンであった阿部共実が、『月曜日の友達』の完結巻を機に、作品性の近いamazarashiとのタイアップを編集部が企画し、最初はイメージソングとして既存楽曲の使用許可を依頼したという。秋田も阿部共実のファンであったことから、改めて『月曜日の友達』を読み、「すごくいい話なので、過去の曲ではもったいない。新たに楽曲を書きます」と、関係者も驚愕の逆オファーを返答したそうだ。その一週間後にはデモを完成させるなど、前代未聞のスピードで主題歌『月曜日』が誕生した。
MVは阿部共実の漫画のコマをベースに、作中の言葉とamazarashiの秋田ひろむの紡ぎ出す歌詞が重なり、呼応し、互いの作品を深め合う構成になっている。秋田ひろむ自身も漫画の中に合成され、子供から大人になる狭間で揺れ動く青春の機微を歌い上げる、切なくも激しいMVに仕上がっている。
公開されたMVのコメント欄には「歌詞のテロップにセンスを感じずにはいられない」「またamazarashiに救われる。生きなきゃ。」「歌詞を見て、MVを見て。最低でも2回は見る」「一瞬で惚れる」「約7分もあるこの歌がこんなあっという間に終わってしまうなんて」など、たくさんの絶賛コメントが寄せられており、人気の深さをうかがわせている。
amazarashiは青森県在住の秋田ひろむを中心とするバンドで、日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝だが「それでも」というところから名づけられたという。amazarashiは、「アンチニヒリズム」をコンセプトに掲げ、絶望の中から希望を見出す辛辣な詩世界を持ち、前編スクリーンをステージ前に張ったままタイポグラフィーと映像を映し出し行われる独自のライブを展開する。