「魂売る」歌謡曲に転向した作詞家・松本隆に元バンドメンバーである大瀧詠一、細野晴臣の反応は…
2017.11.21 7:00
18日に放送されたTBS系「サワコの朝」に出演した作詞家・松本隆がバンドを解散し、作詞家になった経緯を語った。
番組では松本をゲストに迎え、松本が作詞した名曲の制作秘話などをもとにトークを展開した。
大学時代に大瀧詠一、細野晴臣、鈴木茂とロックバンド・はっぴいえんどを結成したが僅か3年で解散したと紹介され、これについて松本は「よく3年もったと思います。ものすごい個性じゃないですか、みんな。もうだって本当に頑固な人たちだから、こだわりすごいし」と話した。
バンド解散後に作詞家に転向した松本は、初めて制作した2曲がトップ10入りしたという。番組MCの阿川佐和子が“ロックから歌謡曲への転向に抵抗はなかったのか?”という質問をすると、松本は「友人なくすだろうなと思いながらやってたから」「なんとかに魂売るとかそういう感じ」と話し、元メンバーの細野や大瀧は否定的だったと明かした。
しかし、松本は「ちょっとやったらね、みんなわかってくれたみたい」と話していた。
そんな松本は今年、紫綬褒章を受賞しており、人気シンガーソングライターの秦基博が作曲、松本が作詞を担当し、NHK学園高等学校の新校歌を制作することが発表された。