木野花演出舞台『クラウドナイン』に、フジファブリック山内総一郎が楽曲提供決定!平岩紙が歌う劇中歌を新曲書き下ろし
2017.11.7 18:00
『クラウドナイン』は、英劇作家キャリル・チャーチル作のイギリスの植民地だった時代のアフリカを舞台にした、ある家族を中心とした、バカバカしくも切ない破天荒なホームドラマ。
本作は登場人物を演じる役者が一幕と二幕で変わるうえに、さらには登場人物の性と、演じる役者の性が変わる。
ゲイカップル、レズカップル、不倫、少年愛まで出てくる赤裸々な性描写も満載の作品。今回は、一幕では三浦貴大がドレスを着て初の女性役に挑戦し、髙嶋政宏演じる一家の家長クライヴの妻・ベティを演じる。
また、一幕では威厳のある家長・クライヴを演じていた髙嶋政宏が、二幕では心は乙女なゲイを演じ、5歳の少女役を現在47歳である正名僕蔵が演じる。
一幕と二幕で役柄がガラリと変わり、一作のなかで、二つの役を演じる俳優の姿を観ることができるという、個性派俳優たちの魅力を堪能できる舞台となっている。
そんな『クラウドナイン』に、この度、フジファブリック山内総一郎が楽曲を提供することが決定。
今回、山内が新曲を書き下ろすのは、一幕でクライヴ(高嶋政宏)とベティ(三浦貴大)の息子エドワード(平岩紙)が少年の孤独を歌う場面での劇中歌。この新曲は、本公演以外では聴けないものとなっている。
【フジファブリック・山内総一郎 コメント】
今回オファーをしていただいたこと、とても光栄に思っています。
第一幕で重要な場面である『少年の一番の友』。
個人的に演劇の音楽を作ることは初めての経験でしたが、素晴らしい言葉と向き合い、心を込められたと思います。
クラウドナインに関われた者として、本番を楽しみにしております!!