元乃木坂46・深川麻衣、初映画・初主演・初映画祭が決定
深川麻衣は、乃木坂46一期生としてメンバー入りし、14thシングル「ハルジオンが咲く頃」で初のセンターを務めるなど人気を博すなか2016年6月に卒業、本作は初となる映画出演であり、初主演、さらに来る第30回東京国際映画祭に特別招待作品としての出品も決定しており、日本映画界にとって至宝の原石がスクリーンデビューを果たす。
共演は、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして活動する他、舞台や映画へ俳優として出演、ラジオのパーソナリティーと、今の時代に合わせた変幻自在な表現を求め、幅広い活動を行っている山下健二郎。現在、dTV、FODにて絶賛放送中の自身初主演ドラマである「Love or Not」での演技も高く評価されている。
作品は、恋愛映画の旗手として注目を集める監督・今泉力哉が描くオリジナル恋愛ストーリー。今泉力哉は、音楽ドキュメンタリー『たまの映画』(2010年)で商業監督デビューし、『こっぴどい猫』(2012年)が数々の海外映画祭で上映。山下敦弘監督と共同監督したドラマ「午前3時の無法地帯」や、乃木坂46の個人PVなど、映画以外にもその活動の場を広い。『サッドティー』(2014年)では男女の一筋縄ではいかない恋愛模様を描き注目された。長編映画作品には『知らない、ふたり』『退屈な日々にさようならを』などがある。
また、主題歌は、その歌声の温かさと力強さから「太陽の歌声」の異名を取るLeolaが担当。映画制作段階から監督とディスカッションを行い本人が書き下ろした楽曲「Puzzle」。映画本編のエンディングにそっと寄り添い優しくも深みのある余韻を与える。
物語は、「私をずっと好きでいてもらえる自信もないし、ずっと好きでいられる自信もない」と、独自の結婚観を持ち、パン屋で働く市井ふみ(深川麻衣)が、中学時代の“初恋”の相手・湯浅たもつ(山下健二郎)とある日偶然再会したところから物語は始まる。プロポーズされたものの、結婚に踏ん切りがつかず元彼とサヨナラしたふみと、離婚した元妻のことを今でも忘れられないたもつが織りなす、モヤモヤしながらキュンとする“モヤキュン”ラブストーリー。「初恋相手は、今でも相変わらず魅力的だぁぁぁぁあ!!」”恋愛こじらせ女子“の面倒な恋が動き出す!?「結婚」をテーマに、コミカルで人間交差点的な今泉力哉ワールド全開の恋愛群像劇が繰り広げられる。
本作は、10月25日~11月3日に開催される第30回東京国際映画祭に、特別招待作品として出品することが決定しており、映画祭期間中にワールドプレミア上映が予定されている。
さらにこの度、特報映像が解禁となった。冒頭、深川麻衣演じるふみの「好きにならないくせに」に対して、山下健二郎演じるたもつの「え?」というバスの中での印象的なやりとりから始まり、ふみ独自の恋愛感を語るセリフで構成されていくが、それに対して「全然分からない」と答えるたもつ。「恋愛こじらせ女子の 面倒な恋が動き出す!?」というコピーが期待を煽る。
そして、本作のポスタービジュアルもお披露目となった。ポスターデザインとロゴデザインは、安藤モモ子第一回映画監督作品『カケラ』や、人気ロックバンド・クリープハイプのCDジャケットなど、数々の作品を世に送り出してきたトップクリエイター・松本弦人が手掛け、映画の世界感を印象的に打ち出したビジュアルに仕上がり、「スキにならずに、スキでいる。」というキャッチコピーが映画の世界感を表現している。
■深川麻衣コメント
登場人物達が、今泉監督の描く、あたたかく繊細な時間の中で、色々な「好き」の形を模索していく作品です。劇中に出てくる人達は、みんなどこまでも正直で愛嬌があって、とても魅力的でした。
映画の撮影は、私にとってこの作品が初めてだったので、自分の中でも凄く大切な作品になりました。
東京国際映画祭へ出品されるという事で、1人でも多く、たくさんの方の元へこの映画が届いたら嬉しいです!
■山下健二郎コメント
・本作に参加しての感想
今泉監督の世界観を肌で感じる事ができたので自分にとってとても貴重な時間でした!役者をやるにあたって何かとても大切な物を得た作品だったので感謝しております。自分にはない引き出しが増えたような気がします。
・見所
全く異なる恋愛観を持つ2人の人間模様です。モヤモヤした感じ、ホッコリ出来る場面などがあり色々と想像をかきたてられる作品となっています。
<作品概要>
■タイトル:「パンとバスと2度目のハツコイ」
■公開:2018年2月17日イオンシネマにて全国公開
■キャスト:深川麻衣、山下健二郎(三代目J Soul Brothers)、 伊藤沙莉、志田彩良、安倍萌生、勇翔、音月桂
■監督・脚本:今泉力哉
■主題歌:「Puzzle」 Leola (Sony Music Associated Records)
■(c)2017映画「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会
■配給:「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会