皆の力を合わせて「紅白」出場を目指す!C&Kのライブが楽しさ山盛りでヤバい

2017.9.3 7:30

8月26日(土)に行われた「CK無謀な挑戦状 Case3〜紅白への道!紅白行こう(150)とかけて!! 150分一本勝負!!! 日頃の感謝を込めてまさかの無料!!!〜in 小山」で初めてC&Kのライブを体験した。ライブ後に胸中を満たしていたのは、すかっとシンプルに「楽しい」であった。

【写真】C&K KEENの地元、鹿児島鹿屋市がC&Kの「ROAD TO KOUHAKU」を応援

とにかくエンターテインメント性が高い。ただ「楽しい」にも色々ある。感動を言葉で伝えるのは難しい。ふと、あるモノの素晴らしさを語るには、言葉で表現するのではなく、それと同等のレベルの別の素晴らしいモノで語るのが良いと何かで読んだのを思い出した。そこでアプローチを変えて、同様の「楽しい」ライブをやっているアーティストで考えてみたところ、ぱっと思い浮かんだのはサザンオールスターズだった。

ノリノリの踊れる曲、ニヤっとさせられるいたずら心満載の曲、そして心に染み入るバラードまで、とにかく幅広い音楽性。そしてそんな喜びや悲しさの感情の機微を表現できるパフォーマンス力。老若男女から愛されるキャラクター、それに応えるおもてなし精神。ファンとの関係性から築き上げられる優しさに満ち溢れた会場の空気。これはC&Kのライブで発見した彼らの魅力の一例だ。国民バンドとして愛され続けるサザンの魅力として述べても全く問題なさそうだ。

紅白のユニフォームで登場したC&K
紅白のユニフォームで登場したC&K

ライブ当日会場に到着すると、そこに集まっていたのは全く予想もしていなかった10,000人もの観客だった。その数にも圧倒されたが、客層にも驚かされた。運動公園という会場、フリーで観覧できることが理由なのか家族連れが多い。なんなら親子3世代というのもいる。

開演の17時になり、待ちに待ったC&Kの登場だ。ライブ序盤戦はアップテンポな曲がメインで、会場も一気にボルテージが上がる。彼らのライブの第一印象は「楽しい」&次に何をやってくれるのだろうという「期待感」だった。「僕たちはナマ(ライブ)にこだわってる」というだけあって、本当に楽しませることに対する意識が徹底されているのだ。観客が楽しいなら、やる。それがC&Kらしさだ。

バラードパートでは2人の美声が響いた。
バラードパートでは2人の美声が響いた。

陽が傾いていくのとともにライブはバラードパートへ。さっきまでおチャラけていた2人からは想像もつかない美声が響かせられる。しかも2人とも驚くほどヴォーカルパフォーマンスの技術が高い。特に新曲のラブバラード「Y」は一聴してやられた。他の観客も各々が思い思いに歌を口ずさんでいて、「だよね」と心の中で勝手にファンと交流を果たさせてもらった。

そしてライブがクライマックスに向かうと、C&Kは再び持ち前のノリを爆発させる。ロックな「MENDOKUSE」ではふんどし姿の男たちが担ぐ神輿に乗って客席を隅々まで周り、会場の中心にそびえ立つ櫓へ。その熱気のまま突入した「踊LOCCA〜around the world 新たなる冒険〜」では、櫓を中心に巨大な観客の輪を何重にも作って、大騒ぎの夏祭りを演出。最後には花火まで打ち上げ完璧なフィナーレを迎えた。

ライブは完璧なフィナーレを迎えた。
ライブは完璧なフィナーレを迎えた。

10,000人が肩を組み、それが幾重にも重なって大きなうねりになった光景は、例えるなら地域の人たちを巻き込んで一つの輪で踊る「盆踊り」の様だった。老若男女が世代を超えて一緒くたに楽しみを分かち合える場所は非常に貴重であり、日本の古き良き家族像なのかも知れない。もしかするともしかするかもしれない、本当に紅白まで行っちゃうかもな、と感じたことを伝えて、今年の年末を楽しみに待ちたいと思う。

次は10月14日にKEENの地元・鹿児島鹿屋市でこのC&K紅白出場応援ライブが行われる。その会場に広がる景色もこの目で確かめてみたいと思った。

関連ワード

web:172.30.1.100