独占コメント到着!ドラマ『最愛』の歌でバズった五阿弥ルナ、新譜がアメリカのJ-POPチャートでランクイン

2023.6.30 12:10
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五阿弥ルナ

ドラマ『最愛』でのスリリングな声で存在感を示したボーカリスト・五阿弥ルナ×新進気鋭のトラックメイカー・The Structuresのシングル 『Memorable』 が、iTunes Store (アメリカ) の “J-Pop トップソング”で18位を記録した。

五阿弥ルナは、坂本龍一氏に「独特の周波数を持つ声と才能」と称された存在で、独自の質感と透明度、オリジナルの“造語”と日本語、英語の掛け合わせが特徴のアーティストだ。これまでに、『fate/grand order』のオーケストラコンサートでのボーカル、アニメ『おそ松さん』、舞台版『鬼滅の刃』での劇伴歌唱など、話題作にも参加してきた。

最近では、好評を博したTBS系ドラマ『最愛』(主演:吉高由里子)でのアドリブ・スキャットが話題となり、わずか20秒ほどの歌唱にも関わらず注目を浴びた。さらに映画『シン・仮面ライダー』(庵野秀明監督・池松壮亮主演)への作詞での参加など、作詞家としての頭角も見せ始めている。

シングル曲「Memorable」を含む3曲入りEP『MEMORA』は、国際ソングライティングコンペティション2021、2022セミファイナリストとしてノミネートしたThe StructuresことYusei Kogaと初タッグを組んだ作品。独自のキャリアを積みコアなファンを掴んで来た2人のニュースタンダードなJ-Popだ。音楽ファンの評判をじわじわと掴み、iTunes Store(アメリカ)の “J-Pop トップソング” で18位にチャートインを果たした。

メロディメイカー×トラックメイカーとしての共作でもあり、中毒性のある1枚に仕上がっている。作詞作曲のほか、ミックスマスタリング、アートワークに至るまで全てセルフプロデュースでの展開だ。

ボーカルは、長くバンド・シーンで活動してきたセッション感覚でメロディをコライトし、持ち味である造語に、短歌や日本文学に親しんだ作詞経験も掛け合わせた。造語から叙情的な日本語まで、曲ごとに天衣無縫に展開する。鋭く甘いリリシズムが漂う歌唱と、Pop・EDM・Future Bassにインスパイアされた重厚なシンセサウンドで、都会的かつオーガニックな音作りに仕上がっている。

憂いを帯びたグルーブのエレクトロから、夜の街を駆けるようなオーガニックなシンセポップまで、夜明けから夕暮れまで日常を鮮やかに彩る3曲、必聴だ。

【五阿弥ルナ/The Structures コメント】

◆制作背景について

五阿弥ルナ

情報に溢れるこの世界で、ふとした瞬間に、メモラブルな(忘れられない・印象深い)瞬間に飛んでいけるような曲を作れたら…そんな想いで作りました。聴いた人が、「ここではない、懐かしいどこかへ。」いけるようにと。
Yusei Kogaさんとはオンラインでの出会いでしたが、お互いの作品の音・歌を聞いただけで一発でミュージシャンとして信頼し合えたのが奇跡的でした。私がメロディメイク、Kogaさんがトラックメイクというコライトスタイルに挑戦しましたが、特に”Memorable”に関してはKogaさんの先行トラックが良すぎて、トップラインはほぼ一筆書きで一瞬で制作できました。新鮮なファーストインプレッションを瞬間冷凍できたような感覚があります。

今回は、浮遊感×ビートのコントラストを大切に描きました。ビートは勿論、ふとした時に背景に鳴っている気配のような音が美しいので、耳を傾けていただけたら。
狂おしい、未来への追憶の音を探して、好きな世界を思い描いてもらえたら嬉しいです!
 
The Structures(The Yusei Koga)】

Twitterで五阿弥さんが声をかけてくれたのがきっかけです。五阿弥さんのボーカルを聞いたらこの人しかいない!!と思って制作に入りました。
当時は作詞、ボーカルは海外のアーティストに依頼していましたが、せっかく日本人として世界に向けた音楽を作るなら、ボーカルも日本のシンガーソングライターの方と作りたいと思いました。そういう考えのもとに作ったものが、少しでもアメリカの市場にチャートインしてピックアップされたことは凄く嬉しいです。
 
◆使用機材、サウンド面

五阿弥ルナ

レコーディングは自宅のミニスタジオで行いました。環境は、DAWはLogic pro、オーディオインターフェイスはRME babyface pro、マイクはNEUMANN U87Aiを愛用しています。
ボーカルは、「どのような世界観・物理に置き換えるならどのような空間で鳴り響いているのか」というようなことを重視しつつ、身体に任せる感覚で歌うことが多いです。感情ももちろん大切なのですが、同時に、どのような風景を心象で捉えているのか、という身体感覚というか…。そこは温かいのか、寒いのかといったような温度、湿度、外であるとすればどの程度の空間の広さなのか、それとも狭い場所なのか…そんなことをリアルに感じながら紡いでいます。空間を飛び越える作業、魂を入れ替える作業、というと大袈裟なのですが、そんな感覚もあります。造語やコーラスワークでは特にこの感覚が大事で…劇伴歌唱の経験が活きているかもしれないです。お互いにミニマムなスタイルでの制作でしたが、自分たちらしい音に仕上げられた気がしています。サウンドは全面的にkogaさんのプロデュースです!ミックス・マスタリングも担当いただきました。

The Structures(The Yusei Koga)】

楽曲は全て打ち込みとサンプルで作成しています。自分一人で完結できる作曲スタイルを突き詰めていったらこの形になりました。
目指したかったのはオーガニックなサウンド。打ち込みサウンド&シンセを多用した無機的なサウンドにどこか有機的な温かさをプラスしたかった。五阿弥さんのボーカルがその役割を担ってくれたと思ってます。

サウンドの根幹は最近の洋楽から。ビートやサウンドはZeddやThe Chainsmokersを目指した作りにしています。EDMとPopを上手く混ぜたような感じ。アレンジや曲の展開に関してはKPopを参考にして、最近の洋楽・Kpopに倣って40Hz付近に音のピークを持たせた仕上がりにしてます。サビの音作りでは、コードのシンセトラックだけでも4レイヤー(4トラック)、ベーストラックは3レイヤー(3トラック)の音を重ねています。シンセベース + エレキベースみたいな。シンセ等のデジタルで無機的なサウンドに、アコースティックでアナログな有機的な音を混ぜて音の厚みを出すようにしています。
ボーカルエディット関連では、メインボーカルはセンターに配置、コーラスはLRに振り切って配置して広がりを持たせています。ステレオ感たっぷりのサウンドを狙ってます。
ボーカルにかけるリバーブは常にリバーブをかけるのではなく、音が途切れたときにリバーブがかかるようにして音抜けと余韻が綺麗になるように処理しています。

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