【独占】アイドルもファンも大興奮！完全復活の『IDOL CONTENT EXPO＠イオンモール幕張新都心』1日目のレポートが到着

「アイコン」の略称でお馴染みの「IDOL CONTENT EXPO」（アイドル・コンテンツ・エキスポ）のイオンモール幕張新都心での「無銭祭」は、入場無料でライブに参加でき、アイドルとの交流も楽しめる“神イベント”としてアイドルファンの間では風物詩的な存在となっていた。

新型コロナウイルス感染症の影響で開催が見送られていたが、この度、楽屋の換気やマイクの消毒など感染症対策を徹底したうえ、約3年半ぶりに復活。観客によるコールもOKとなり、この日を待ちわびたアイドルファンたちを熱狂させた。

出演したアイドルは、アイドルカレッジ、放課後プリンセス、仮面女子、Ange☆Reve、Chu-Zなど大御所的なグループから、コロナ禍の中で結成されたグループまでバラエティに富んだ。

イベントスタートから大勢のファンに見守られ、アイドルたちはステージにあがった。日中の時間に登場した「仮面女子」のメンバーたちは「3年半ぶりに帰ってきました」と幕張での「アイコン」復活を祝福。

事故で下半身不随となり、車いすでアイドルを続ける猪狩ともから7名で登場したが、「仮面女子」は幕張での「アイコン」開催が見送られていた間に“構造改革”を行い、現在の体勢になっていた。

そのため、7名で「幕張大無銭祭」に出演するのはこの日が初めてで、「『仮面女子、だいぶ減ったな』と思っている人もいるかもしれませんが、これが新しい仮面女子です」とファンに報告。「全開ヒーロー」をはじめ5曲を披露し、会場を盛りあげた。

「アップアップガールズ（２）」は夜が始まる時間帯に出演。千葉県出身の鍛治島彩は「アイコンが幕張に帰ってきたということで、千葉県にお越しのみなさん、盛りあがってますか？」と声を弾ませた。

さらに、「空も暗くなってきました。みなさんのサイリウムと笑顔が私たちの照明になります」とにっこり。ファンによる「声出し」もOKということで、アイドルたちもファンたちも声をあげて「アイコン」の復活を祝う中、全力パフォーマンスを行った。

人気楽曲「Life Is Beautiful」など4曲を披露しライブを終えると、「みなさんの声がたくさん聞こえてきました」「楽しかった」「会場がどんどんいっぱになっていって嬉しかったです」などと声を弾ませた。

2021年に活動をスタートさせた「I MY ME MINE」は、「アイコン」の「幕張大無銭祭」には初出演。ホワイトと淡いグリーンを基調にした衣装で姿を現すと「盛りあがるぞー」と声に出して1曲目をスタート。ファンにとって、「幕張大無銭祭」は“未知のアイドルと出会う場所”でもあるが、会場の声援がひときわ高まった。

1曲目を終えると、「I MY ME MINE」のメンバーたちは「幕張の野外ステージ、やってきました」と感動の様子。「I MY ME MINEを初めて見る方もいると思いますが、フリコピで楽しめますので、ぜひ、楽しんでください」と呼びかけ、全力パフォーマンスで4曲を披露しアイドルファンに元気を届けた。

楽曲「ハッピーデリバリー」のミュージックビデオが新しく公開されていることを告知し、「ライブが楽しいと思ったらチェックしてみてください」とメッセージ。

2人組の「はしましまい。」は、この日が初ライブとなった。原宿発のアイドルグループ「神宿」メンバーのリアル姉妹（羽島みき・羽島めい）によるユニットだが、姉・みきがイエロー、妹・めいがブルーの新衣装でステージにあがり、「何と今日が初ライブです」。続けて、「緊張してますが楽しんで頂けたらなと思います」と声をかけ、2人のオリジナル曲「SISTERS」でライブをスタート。

「みなさんまだ、はしましまい。がどんな感じかわからないかもしれませんね。でも、安心してください。ここからは、みなさんが知っている曲です」と前置きしてから、アイドルファンにはお馴染みの「お控えなすって神宿でござる」など「神宿」の人気楽曲で会場を盛りあげた。

めいが「お姉ちゃん、楽しかった？」と声を掛けると、みきは「めちゃめちゃ楽しかった」と笑顔。「みんなのおかげです。ありがとうございました」とファンに感謝を告げた。

夕方にライブを行ったのは「虹色の飛行少女」。「もっと、もっと声出して、一緒に踊っていきましょう」と会場を煽ると、ファンが大声援で答えた。メンバーたちは「声がすごかった。ありがとうございます」と、「幕張大無銭祭」の完全復活を喜んだ。

円陣を組んでからステージにあがった「Ange☆Reve」もファンの大声援の中、ライブを行った。コールで盛りあがる楽曲も織り交ぜ、4曲をノンストップでパフォーマンス。「みなさん、最後まで大きな声で楽しんでいってください」と、トリを務める“3000年に一度の正統派アイドル”「SAY-LA」にバトンタッチした。

「SAY-LA」は、タオルを振りながら「YES, 肯定ペンギン」でライブを開始。ファンから大コールが沸き起こり、夜の8時半を過ぎた会場はペンライトで埋め尽くされた。2曲目が始まると「みんなの声、もっと聞かせて」とファンを煽り、会場のボルテージは最高潮に。

「SAY-LA」のメンバーたちは「なんと、トリです」と大興奮の様子で、「幕張に来てくれたみなさんも、幕張で待っていてくれたみなさんも、もっと声出せますか？」とさらに会場を煽った。合計4曲の熱いパフォーマンスで、1日目のフィナーレを飾った。
　
さまざまなアイドルイベントが始動する中、「アイコン」の大型ライブイベントがこの日、完全復活を遂げた。夏フェスに向けて、アイドルたちも、アイドルファンたちも、いっそうの盛り上がりを見せていくだろう。