高岡早紀、約3年ぶりのNEWアルバムに愛娘がコーラス参加!CD発売記念コンサート・ツアーも決定

2017.7.25 19:50
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高岡早紀

女優・高岡早紀が、8月23日(水)にリリースするニュー・アルバム『SINGS –Daydream Bossa-』と、同CD発売記念のコンサート・ツアーの詳細が明らかとなった。

SAKI SINGSシリーズ第2弾として、約3年ぶりにリリースする本作は、タイトル通りボサノヴァを歌った企画アルバム。前作『SINGS -Bedtime Stories-』は、幼少期から親交あるピアニスト山下洋輔をゲストに迎え、全編ラブ・バラードを歌ったジャズ・アルバム。両親がジャズ喫茶を経営していたという自身のルーツに初めて正面から取り組み、23年ぶりのアルバム・リリースとライブ活動の再開ということでも大きな話題を呼んだ。

今作では全編でボサノヴァに挑戦。ボサノヴァ…といっても、本格的なリオデジャネイロのスタイルではなく、和製ボッサ。前作アルバムでも、主演映画『モンスター』エンディング曲となった「君待てども ~I’m waiting for you~」をはじめ、「星影の小径」、「黄昏のビギン」など、ジャパニーズ・スタンダードの名曲をカヴァーしていたが、今回も、いわゆる“和モノ”グルーヴ再評価の機運を受けて、意欲的な選曲を行っている。

ゲスト参加のTOKUとデュエットした「白い波」(オリジナル:ユキとヒデ=ヒデとロザンナの前身)や、「シャム猫を抱いて」(オリジナル:浅丘ルリ子)といった和製ボッサの傑作、「ラブ・スコール」(『ルパン三世(PART2)』エンディング曲」)、「みずいろの雨」(オリジナル=八神純子)等の和モノ名曲、そして、「イパネマの娘」は、かつて、アストラッド・ジルベルトが歌った日本語詞でカヴァーするなど、大変興味深い内容で、高岡のアンニュイかつキュートなヴォーカルが魅力的な仕上がり。

TOKUは、「白い波」、「ラブ・スコール」の2曲では絶妙なフリューゲルホーンも演奏。吉田 智(guitar)、小泉P克人(bass)、菱山正太(keyboard)、宮本 仁(percussion)という、ジャズをベースに、ラテンやクラブ・ミュージックなどにも造詣が深いミュージシャンたちによるバッキングで、今の時代のシティ・ポップにも通じる、メロウな空気感をまとっているのもこのアルバムの聴きどころとなっている。

本日より、「ラブ・スコール」のMVメイキング映像が公開されているので、ぜひその一端を味わってみてほしい。

また、今作の注目は、来年(2018年)4月のデビュー30周年を前にして、デビュー曲「真夜中のサブリナ」をセルフ・カヴァーしている。15歳で歌ったキュートな雰囲気は残しつつ、大人っぽいジャジー・ボッサへと見事に転換している。前作リリース時のライブでも好評だったレパートリーの再現で、Limited Edition(生産限定盤)付属のDVDには、この曲の他、山下洋輔との共演を含む貴重なライブ映像も収録された。

さらに、自ら作詞を手がけた「I see your face」(作曲:山下洋輔)他、新曲4曲も収録。デビュー曲の作詞者、真名杏樹による「永遠のダンサ」(作曲:小泉P克人)は、今の高岡早紀をイメージして書き下ろされたサウダージ感覚あふれるスロー・サンバで、高岡の娘もコーラスに参加している。

ベッドルームで聴く夜のジャズから、白昼夢にまどろむボサノヴァへ…。前作では、幼少時のルーツであるジャズに取り組み、新たな魅力を開花させたが、今作では、デビュー時からの彼女の個性がつながり、シンガーとしての成熟した姿が記録されている。

女優として輝かしいキャリアを積んできた高岡早紀が、シンガーとして新たな境地に辿り着いた『SINGS -Daydream Bossa-』。この和ボッサに特化した傑作をライブでも楽しめる機会が決定。

9月27日、28日、30日には、名古屋、神戸、東京でCD発売記念ライブが行われるので、この暑い夏の終わりに、女優・高岡早紀が歌うボッサ・ノーヴァにぜひCDとステージで耳を傾けてみてはいかがだろうか。なお、Deluxe Editionの初回生産分には、上記ライブ会場限定で本人から手渡される「サイン引き換え券」も封入される。

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