スピッツの名曲をガールズバンド・ねごとがカバーし映画主題歌に 主演の土屋太鳳からコメントも到着

2017.7.13 18:53

9月1日(金)に全国公開される映画「トリガール!」の主題歌で“ねごと”がカバーするスピッツの名曲「空も飛べるはず」が、8月30日(水)にシングルリリースされる。

このシングルは、Double A Side Single「空も飛べるはず / ALL RIGHT」となり、同映画挿入歌である「ALL RIGHT」と、2曲のInstrumentalも収録される。初回生産限定盤は、DVD付きとなり収録内容は近日発表となる。またリリースに先駆けて、新アーティスト写真も公開された。

また、ねごとの「空も飛べるはず」は、7月13日(木)15:00~19:00放送の FM802「The Nakajima Hiroto Show 802 Radio Masters」にて、ラジオ初O.A.される。

94年にリリースされたスピッツの名曲「空も飛べるはず」。スピッツのシングル史上初のオリコン1位を獲得し、ミリオンセラーを記録した。スピッツの数ある楽曲の中でも大ヒットした名曲のひとつで、これまで幾多のアーティストによりカバーされてきた。

今回、その「空も飛べるはず」が、ねごとのカバーによりこれまで一度も実現してこなかった、カバーでの映画主題歌への起用が初めて実現する事になる。

また挿入歌「ALL RIGHT」は、ねごとの書き下ろし楽曲で、映画中盤で、高杉真宙演じる“髙橋圭”の大怪我による人力飛行サークル“Team Birdman Trial”のピンチに、土屋太鳳演じる“鳥山ゆきな”と、間宮祥太朗演じる“坂場大志”がパイロットコンビとして、100人近いサークルメンバーの想いを背負うことを決意し、トレーニングに打ち込むシーンで流れる。

【土屋太鳳コメント】

聴いた瞬間、”ゆきな”の夏へタイムスリップしました。草の香りとか、陽炎が浮かぶアスファルトの熱とか、周りの景色がどんどん後ろに飛んでくロードバイクの風とか、せつない夕焼けの琵琶湖とか、そういった“ゆきな”の記憶が、ねごとさんの放つ音に存在してるんです。しかも全力で…!最高。この夏はこの音で飛びたい!

【ねごと蒼山幸子(Key./Vo.)コメント】

「トリガール!」をはじめて見させていただいたとき、太鳳ちゃん演じる主人公のゆきなちゃんが人間らしくてまっすぐでとても魅力的な女の子でとても素敵だなぁと、思いました。同じ女性として、そんな風に思える素敵な女の子が主人公の「トリガール!」に関わることができてとても嬉しく思っています。
スピッツさんは個人的にはロックもポップも、甘さも鋭さも、両極端のものを兼ね備えた最強にかっこいいバンドだと思っていて、本当に昔から憧れのバンドでした。その中でも「空も飛べるはず」という名曲すぎるこの曲を、こうして公式にカバーさせて頂くことができるなんて、ほんとうにドキドキしました。夢みたいなお話です。原曲のすばらしさをそのままに、映画を彩ることのできるようなテンポとアレンジを考えながら、胸いっぱいの気持ちで歌わせて頂きました。
挿入歌の「ALL RIGHT」は、映画の中でゆきなちゃんと坂場先輩がとうとう本気を出し、力を合わせて練習に取り組んでいく!という、ガッツのあるシーンで流れるということをうかがい、疾走感を意識して曲を作っていきました。歌詞は、青春時代の瞬間的に光るものにときめいて、それを追いかけることで切なくなったり強くなったりするあの感じを描けたらなと思いながら、ちょっと強気なゆきなちゃんだったらきっと「It’s all right!」と言うだろうなあと考えながら書かせていただきました。ぜひ、ねごとの音楽と一緒に、作品を楽しんでいただけたら嬉しいです!

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