【独自】結音 YUION、2周年を記念した『結音 YUION 2nd anniversary　結音祭～春爛漫～』開催

この2周年記念LIVEは、福岡・東京の2会場での開催が発表されており、福岡からのスタート。デビューからこれまでLIVEでパフォーマンスしてきた全17曲が披露された。

開演時間を迎えると、暗転のステージから扇子に和の着物をアレンジしたステージ衣装に身を包んだ6人のYUIONメンバーが現れ、デビュー曲「ヤッホー・ジパング」を披露。会場を盛り上げると「Push forward!」で熱唱、「HAREONDO」で会場とファンの熱気を一気に高めた。

MCでは、メンバーそれぞれが定番の自己紹介を披露。MARINAは「YUIONは2歳になりました～　時間を空けて会場に集まってもらえることが嬉しいです！」と集まったファンに元気いっぱいに挨拶し、YUURIは「WBCを見ていましたが、日本代表も勝ったし私達のLIVEも良いスタートとなる」と宣言した。

続いての曲「FLOWER」では、会場のファンをさらに盛り上げようとメンバーらはステージから降り立ちファンらのもとへと寄り合い交流を楽しんだ。続く「STARMINE」はWESTメンバーのYUURI、UTA、MEKUの3名はメンバーカラーのスーツ衣装にチェンジをした姿で登場し、力強いダンスと歌唱を披露すると、続いての「Telepathy」ではEASTメンバーのMARINA、CAM、AIがフリフリなミニワンピース姿で登場し、ポップでキュートなパフォオーマンスで会場を盛り上げた。さらに、メンバー自身が初の作詞に挑戦した楽曲「X’magic」を披露すると会場から大きな拍手で早くもピークを迎えたかのような一体感が生まれていた。

終盤には、盛り上がりの定番曲「青い果実～Yes! Yes! Only You!!～」を全力パフォーマンスで披露し会場を一体感に包み込むと、歌詞にメッセージ性のある「キミ泣かせ」「メテオスター」と続き、メンバーは気持ちを込めた表情で丁寧に歌いあげ、会場にいるファンへ笑顔を届けて本編を終えた。

アンコールでは、コールが鳴り響き、「桜色スタートライン」が流れると6名のメンバーは着物ステージ衣装で登場し、ファンの期待に応えるように熱唱した。曲を終えるとステージ一列に並んだメンバー。MARINAは「ここでYUIONから大切なお知らせをさせてください」と真剣な眼差しで話し、続いてAIとCANは「私たちはこのYUIONを6月をもって卒業します」と発表した。

AIは「結音 YUIONに入ってからのこの2年間で、いろんな夢を叶えさせて頂きました。沢山のファンのみなさんや素敵なメンバーと出会い、ここまで続けることができました。卒業の理由は、新たなことに挑戦し続けて、悔いのない人生にしたい」と語り、「結音 YUIONの幸せ、みんなの幸せをずっと願っています。残りの時間、笑顔でみんなと駆け抜けたいです！」と宣言。

そしてCANは「結音 YUIONのみならずユニットという形で長年やってきて、ソロアーティストという形に興味を持ち、もっと歌いたい、たくさんの人の心を動かしたい、自分自身のまだまだ未知な可能性に挑戦したくなりました」「これでサヨナラというわけではなく、またいつか自分自身もレベルアップしてこのメンバーとみんなと何処かで会えるように覚悟を決めて次の道に進む決意をしました。この出会いに本当に感謝しています」と胸中を明かした。

MARINAは「YUIONは、この2年間この6人とファンにみんなと思い出を作ってきました。2人から卒業の話を聞いた時は驚いたし、何度も引き留めました。ですが2人がやりたい道を見つけて進むなら背中を押してあげなきゃいけないと思いました」と語り、「6月までこの6人で最後まで駆け抜けたいと思います。この6人の絆は消えることはないしYUIONを残る4人で一生懸命作り上げていきます。ファンの皆さんもYUIONの未来、メンバーの未来をたくさん応援してくれたら嬉しいです」とファンへメッセージを伝え、6人のメンバーは会場に集まったファンに深々と一礼した。

さらにYUURIは「メンバーも色々な想いで今日を迎えました。これからAI、CANの挑戦を応援し、私たち4人はYUIONをしっかり守って繋いでいく。まだまだ挑戦し続けます！」と話しつつ、「悲しいお知らせだけではありません！私たちの想いが詰まったアルバムをリリースします！」と発表し、会場からは拍手が湧き上がった。

現体制のラストライブは6月10日（土）・福岡、6月17日（土）・東京で開催予定だ。アルバム、現体制ラストライブの情報は後日発表される。