シンガーソングライター・中村 中『FACES いじめをこえて 30min.』で自身のいじめ体験を独白＆独占コメントも到着
3月18日（土）に放送されたNHK Eテレ『FACES いじめをこえて 30min.』で、シンガーソングライターの中村 中が自身のいじめ体験を独白。未だ払拭できていないトラウマを抱えつつも、過去の辛い記憶を真摯に語る姿が多くの視聴者の心を掴んだ。
番組の中で取り上げられていた中村の楽曲「あいつはいつかのあなたかもしれない」はネットリテラシーが叫ばれる現代におけるSNS等ネット上の加虐性についての歌である。この楽曲には「小さな祈りも声が集まれば 世界を動かせる日が来たのに わずかな自由を か細い力を 振り翳さないで 振り回さないで」という一節があるが、番組放送後には中村のOfficial Twitterにも番組の感想や賛否の声など様々な意見が集まった。
中村が出演するNHK Eテレ『FACES いじめをこえて 30min.』は3月25日（土）0時（※金曜深夜24時）に再放送が予定されている。また、中村のOfficial YouTube Channelでは中村が自ら監督を務めた、前述の「あいつはいつかのあなたかもしれない」Official Music Videoが公開されている。番組と併せて、訴えられている言葉を受け止めてみてはいかがだろうか。
【中村 中コメント】
番組の『いじめの体験談を共有して、そのトラウマから立ち直るきっかけを探る為に、特に若年層へ向けて発信している』という理念に共感しました。自分の体験が必要としている人に届き、役立ててくれることを信じて出演を決めました。影響力のある媒体からいじめを語るのは一方的に見えやすいので慎重に言葉を選んだつもりです。インタビューは計12時間以上に及びましたが、プロデューサーもディレクターも真剣に付き合ってくれました。どんなに真剣に話しても細部を掻い摘んで揶揄する人はいますが、視聴者を含むこの番組に関わった人たち全員で、いじめをなくす為にはどうすれば良いかを考えるという目的を果たすことに終始しました。
