吉高由里子主演の映画『ユリゴコロ』の主題歌をRihwaが書き下ろし「壮大なラブストーリーを感じさせる曲」
主演に吉高由里子を迎え、2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートをはたし、出版業界の事件と呼ばれる“まほかるブーム”を巻き起こした沼田まほかるのベストセラー原作の映画化『ユリゴコロ』。
松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶に加え木村多江、そして、松山ケンイチと、人気・実力を兼ね備えた豪華俳優陣の出演が集い、『君に届け』(10)、『近キョリ恋愛』(14)など手がけた熊澤尚人監督が、これまでの作品とは一線を画す美しき衝撃作に挑む。
とある一家で見つかる「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノート。そこに綴られていたのは、悲しき殺人者の記憶。これは事実か、創作話か。誰が、何のために書いたのか。そしてこの家族の過去に、いったい何があったのか。数々の疑念に先に、運命をも狂わす驚愕の真実が突き付けられる。
そんな『ユリゴコロ』の主題歌がシンガーソングライターRihwaの「ミチシルベ」に決定した。今年2月にポリープ摘出手術を行い、およそ3ヶ月の静養期間を経て遂に復活となったRihwaが手掛けたこの主題歌は、壮大なスケールのストリングス、そして悲しくもどこか温かいピアノの旋律に、Rihwaのハイトーンで伸びやかな歌声と、映画の為に書き下ろした切ないストーリーを紡ぐ歌詞がとても印象的な楽曲となっている。
今回、主題歌を担当することが決定した際、スタッフとハイタッチで喜んだというRihwaは曲を作るにあたり「愛することや生きていく上での困難、誰にも理解してもらえない孤独を映画を見た後に、音楽を通して共感していただけるような曲作りを目指した。」と話す。
この主題歌決定について主演の吉高由里子は「映画の雰囲気や世界観に沿った素敵な言葉が歌詞に散りばめられていて、これは美紗子の気持ち、これは洋介の気持ちなのかなと想像しました。壮大なラブストーリーを感じさせる曲を主題歌に書き下ろして頂き、とても嬉しい気持ちです。」とコメントを寄せている。
また、監督の熊澤尚人は「Sarah McLachlan の楽曲のような、ソウルフルな女性ヴォーカルが主題歌のイメージとしてありました。Rihwa さんから発せられる力強い声質が、そのイメージと私の中で重なったのが、ぜひお願いしたいと思った決め手です。『吉高さん演じる美紗子の目線と松坂さん演じる亮介の目線、どちらの気持ちも代弁している楽曲を書き下ろして欲しい。』それが私からのお願いでしたが、非常に映画とシンクロした、期待以上の楽曲を作り上げて頂き本当に嬉しく思っています。」と語る。
Rihwaの楽曲が本作の世界観や表情をさらに豊かにすることは間違いないだろう。