高橋優、「honey」実写化で映画初出演!本人コメントも届く
主演・平野紫耀(Mr.KING/ジャニーズJr.)×ヒロイン・平祐奈で実写映画化する、大人気コミック「honey」(目黒あむ著)、に本作のヒロイン・平祐奈が演じる奈緒の叔父・小暮宗介(こぐれ・そうすけ)役を、シンガーソングライターの高橋優が務めることが発表された。
高橋の役どころは、小さい頃に両親を亡くした奈緒とずっと一緒にいるために、仕事を辞め、奈緒の両親の喫茶店を継ぎ、毎日奈緒に「おかえり」を言い続ける奈緒のたった1人の家族。平野紫耀演じる鬼瀬大雅と出会うまで、奈緒は小さい頃からずっとそばにいてくれた宗介に憧れを抱き続けている。
今回、高橋優は映画初出演となる。プロデューサーの森川真行は「高橋優さんの歌における詩の世界と、ライブやラジオでのパフォーマンスに、演技者としての新しいセンスを以前から感じていて、本作における宗介の持つ孤愁と優美な様は、高橋さんの多層な魅力に含まれていると確信していました。」と、今回の抜擢の理由を語っていた。製作陣も「台本上ではユーモアと活力ある宗介の部分が足されていますが、これも高橋さんを想定しての事。この映画の面白さに寄与していただきました。」と、撮影後も手応えを感じている様子。
本作のメガホンをとるのは、数々のTVドラマを手がけ『ピーチガール』で鮮烈に長編映画監督デビューを飾った神徳幸治。傷ついた鬼瀬が奈緒にひとめ惚れする雨のシーンや、図書館でのはじめての〇〇シーンなど、原作の名シーンをあますとこなく散りばめ、フレッシュな魅力溢れるキャスト陣が織り成す「honey」の世界感を大切に描いてゆく。
【高橋優 コメント】
今回、はじめて映画に出演させていただきました。撮影現場は自分が思い描いていたよりも、はるかに楽しかったです。出演者の皆さんも、スタッフの皆さんもコミュニケーションがとれているし、笑顔の絶えない現場で、僕がいつも音楽の現場でそういう雰囲気作りを心がけてきたので、すごく溶け込みやすかったし、「自分もここにいていいんだな」という気持ちになれました。
(音楽と映画の違いは)普段、歌を歌うときは、僕は作詞作曲をしていて、ステージングまで結構、僕が意見を言ってやらせてもらっている部分が多いんですけど、映画に関しては完全に監督の思い描いているものに自分が近づいていく作業だと思っていて、今までの自分の人生でそういうことをやったことがなかったので、できるだけ、自分がどうやりたいかよりも、監督がどうしたいのかを聞きながら、演じるようにしました。演じている分には楽しかったんですけど、撮影中、自分のシーンをあんまりチェックしていないので、自分がどういう芝居をしたか、どう映っているか、わからないので気がかりです(笑)なにぶん結果(完成)を見てないのですが、見るのも楽しみにしています!
『honey』は、鬼瀬大雅と小暮奈緒の出会いと恋愛模様が主軸になる作品だと思いますが、それだけでなく、奈緒のバックグラウンドというか人柄、鬼瀬大雅の方にもバックグラウンドがあって、ひとりひとりの人間物語もしっかりと構築されているお話だと思うので、ただ一概に恋愛の物語という風に限定せずに、ヒューマンドラマとして見ても楽しんでいただける作品なんじゃないかなと僕は思っています。