坂口健太郎が天才ピアニスト役に挑戦、長瀬智也&吉岡里帆はオフシーンでの坂口の“天才ぶり”を暴露
同ドラマは、心に孤独を抱える主人公・岡崎律(長瀬)が運命の女性に出会い、かつて自分を捨てた母親を求める切ない愛の物語。これまで誰にも愛されなかった悲運を呪い愛を求める律、律にひかれていく純粋で愛情深い凛華(吉岡)、母の愛を受け屈託なく生きるアイドルピアニストのサトル(坂口)、自分が産んだ律がそばにいることに気付かずサトルを溺愛する麗子(大竹)の間で、「律−凛華−サトル」の男女三角関係と、「律−サトル−麗子」の母子三角関係が交差する。
マイクを持った長瀬はラブストーリーは久しぶりという。「昔やらせてもらった純愛ラブストーリーものは19歳くらいの頃でした。それから20年くらい経っています。愛の考え方などが変わっていると思うので、と思って今、実際に撮影をやらさせて頂いているのですが、ひとつ、ひとつ重く感じていたりはします。昔だったらこういうことは考えなかったなというようなことを考えたりだとか」としみじみと振り返った。
長瀬は大竹とは20年ぶりのドラマ共演になるそうで、「そのときちょうど、大竹さんとも20年前くらいにお仕事をご一緒させて頂いていました」と続けた。長瀬が「大竹さんも全然変わらないですからね、昔から」と声に出すと、大竹は「変わっているだろ!」とすねてみせて笑いを誘った。長瀬は「色々なことを思い出しながらやらさせてもらっています」と笑顔を見せた。
天才ピアニスト役の坂口は、ピアノの特訓に打ち込んでいるエピソードを紹介。すると、吉岡が「朝、“天才発言”をされていました。坂口さんは」と告げた。長瀬が「(坂口が)衣装で鳥の柄の衣装を着ていたのですよ。大きめの鳥がいっぱいいるのですが、『今日、鳥の柄のシャツなんだね』と言ったら、『羽ばたいちゃうんですね』って」と坂口の“天才発言”を暴露。坂口が照れながらも、「(シャツが)飛んでいない鳥だったので、これから。僕、羽ばたつのですよ」とはにかむと会場が温かい笑いに包まれ、トークが盛り上がった。
さらに、吉岡は「(坂口が)難しい曲しか弾けないと、今朝、おっしゃられていました」と追い打ちを掛けた。坂口は、ピアノの先生が弾く手本をビデオに撮って真似をしていることを話し、「簡単な曲がまったく弾けなくて」と説明。長瀬から「『ねこふんじゃった』とか絶対できないのでしょうね。天才発言ですよ、これが」といじられてしまった。
トークでは、「〇〇〇、愛してる」の「〇〇〇」に言葉を入れて、自分が愛しているものを紹介する企画が行われた。
長瀬は「ドーナツ」、吉岡は「『ごめん、愛してる』チーム」、大西は「ルービックキューブ」、池脇は「とうもろこし」、大竹は「チョコレート」とそれぞれ回答。
坂口の順番になると、長瀬は「来ますよ、彼は天才ですから。そういうところの引き出しもすごいですよ!」、吉岡は「すごいの来ますよ!」と期待を煽った。が、坂口は「出前」と回答し会場を微妙な空気に包んだ。坂口は「お借りしているピアノで家でずっと練習をしているのですが、外に出なくなってしまったのです」といい、以前はよくしていた外食の時間も練習に充てているエピソードを明かした。「美味しいところを探すのにはまっているのです」と目を輝かせたが、MCから「『出前、愛してる』ですね。続いて大西さんは?」と流されてしまった。長瀬がすかさず「さっと流しちゃったね」と指摘するも、坂口は「さっと流してくれたことで助かりました」と素直な心境を明かし、一連のやり取りが笑いを巻き起こした。
日曜劇場「ごめん、愛してる」は7月9日(日)よる9時スタート(初回25分拡大)。