SEKAI NO OWARIのSaoriがバンド脱退を考えていた過去を告白「ものすごく苦しくて…」
30日に放送された日本テレビ系「ZIP!」に出演したSEKAI NO OWARIのSaoriが、バンド脱退を考えていた過去を告白した。
番組では、SEKAI NO OWARIを特集した。2011年にデビューし、Fukaseが1人で楽曲を作り、ファンタジーで独創的な歌詞の曲が多かったSEKAI NO OWARIだったが、2013年に発表されたヒット曲「RPG」ではFukaseとSaoriが共同で歌詞を書いたという。
Saoriはインタビューで、「環境についていくのがものすごく苦しくて、自分はやっぱり向いていないんじゃないかと思い始めてバンドを辞めようかなと考えてて」と、「RPG」を作成する以前にバンド脱退を考えていたことを告白。同曲のサビの部分の歌詞については、自身がどん底にいた時に「一人じゃなければいいな、怖いものなんてなければいいな」という希望を込めて書いたのだと明かしていた。
この告白を受けてFukaseは「歌詞も書かないまま『私はここで何ができるんだろうか』っていうのを抱えてバンドやっているのが1番つまらないことだと思ったので」とSaoriに作詞を薦めた理由を語った。
この特集を見たユーザーからはTwitterで「さおりちゃんの話聞いてからRPGを歌詞気にしながら聞いたら自然と涙が」「RPG聞いて涙でそうになった」「zipのセカオワ特集良き」といった反響が寄せられている。
SEKAI NO OWARIは新曲「RAIN」を7月5日にリリース予定。この楽曲は、同月8日に公開されるアニメ映画、米林宏昌監督の『メアリと魔女の花』の主題歌として書き下ろされた。映画では不思議な力を手に入れた主人公メアリの成長を描いており、SEKAI NO OWARIは新曲を映画のように「人々の背中を押す」ような主題歌に仕上げたという。