“感謝の気持ちを伝えたい”蒼井翔太、全国4都市ライブツアーを完走!約6年ぶりのニューアルバム制作決定&ファンクラブイベントの開催も発表

2023.2.18 22:10
“感謝の気持ちを伝えたい”蒼井翔太、全国4都市ライブツアーを完走!約6年ぶりのニューアルバム制作決定&ファンクラブイベントの開催も発表サムネイル画像!
撮影:上飯坂一、増田慶

声優・アーティストの蒼井翔太が2月18日、東京・両国国技館にて、ライブツアー「蒼井翔太 LIVE 2023 WONDER lab. Garden supported by JOYSOUND」のファイナル公演を行った。

暗転した会場がブルーのペンライトに染まり、待ちわびた観客から手拍子が沸き起こりライブがスタート。白一色のスーツ衣装で登場した蒼井は「ツアーファイナル、盛り上がっていきましょう!」と声を掛け、2014年リリースの1stシングル表題曲「Virginal」をエモーショナルに歌いあげた。2曲目の「Stay With Me!!」、3曲目のアッパーチューンナンバー「INVERTED」と続けて、ライブの幕開けを飾った。

地元・福井での凱旋公演を皮切りに愛知、兵庫、東京と全国4都市を巡った今回のツアーは、沢山の楽曲と感謝を伝えたいという想いから、観客ひとりひとりを一輪の花と見立て、 ”Garden” をコンセプトに行ってきた。この日の舞台構成は両国国技館のアリーナに2階建てのステージを構築したもので、コンセプトの”Garden”を反映した巨大ツリーも設置されていた。

最初のMCでは「いつも応援して下さるみなさんはもちろん、『今回初めて蒼井翔太のライブに来たよ』という人も含めて精いっぱいの感謝を込めて歌います」と改めて想いを伝えた。「まだまだ始まったばかり。みんな盛り上がっていくよ!」と言葉にし、4曲目の「ずっと…」、5曲目の「秘密のクチヅケ」をパフォーマンス。東京公演のみでの披露となった、疾走感たっぷりのデジタルナンバー「UNLIMITED」でライブの序盤を盛り上げた。

ダンサーコーナーを挟んだ7曲目の「哀唄」では、シースルーのガウンと髪飾りを付けたスタイルに衣装替えし、巨大ツリーの上に登場。優雅かつ艶やかな振り付けも披露しファンの視線を釘付けに。両国国技館の観客席はアリーナを取り囲む形で高い位置にも設置されていたが、感謝を伝えたいという蒼井の姿が観客ひとりひとりの目により届く演出となった。

蒼井の好きな色という紫がタイトルに使われている「MURASAKI」、和テイストのロックナンバー「零」などを強くハリのある声で披露したあと、今度はブラックの衣装を身に着け、昨年10月より放送され蒼井が実写でも出演したことで大きな話題となった作品「ポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ」のOPテーマ「PSYCHO:LOGY」をパフォーマンス。曲中、この日の公演限定で劇中キャラクターの「ポプ子」と「ピピ美」がステージに登場し、キュートなダンスでライブを彩った。

「2人が忙しい中来てくれて、ハッピーエンドになりました」と笑顔を弾けさせた蒼井。「でも、まだまだ刺激が足りないというみなさんに、こちらのENDをお届けします」との曲振りで、TV アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」ED テーマの「BAD END」を歌唱した。

MCで、過ぎ去った2022年にも多くの出会いがあったと振り返った蒼井は、「みなさんがいつも、僕の大きな翼になって下さっているおかげです。本当にありがとうございます。みなさんと一緒なら、どんなに強い風でも高く飛べると思います」と感謝を口にし、目を輝かせた。

決意表明の楽曲でもある「Existence」、ドラマ「REAL⇔FAKE Final Stage」ED テーマで1月18日にリリースされたばかりのデジタルシングル「Key to My Heart」なども歌い上げ、R&Bナンバー「flower」でライブはいったん終了。

アンコールではアレンジを加えたツアーTシャツ姿で登場。「もっと、もっと、盛り上がって行きましょう!」と煽ってからの「Harmony」、サビのエモーショナルな振り付けとフォーメーションダンスが観客の心に響く「give me ♡ me」、リズミカルなダンスでも会場を盛り上げる「Baby Steady Go!!」でフィナーレを迎えた。

そして、ここで観客に嬉しいサプライズプレゼントがあった。蒼井が再びステージに登場し、2017年10月以来、約6年ぶりとなるニューアルバムの制作が決定したことと、オフィシャルファンクラブ「A☆happy lab.」のファンクラブイベントの開催が決定したことを自身の口からファンに発表した。さらにWアンコールとして、ずっと見守り続けてくれる大切な人へ「ありがとう」の言葉を伝える楽曲「君のとなりで」を、心を込めて歌い上げた。

全21曲を披露し、ツアーファイナルに幕を下ろした蒼井は「もちろん、これが終着点ではございません。みなさん、一緒に、もっと色んな景色を見に行きましょう!」とファンにメッセージを送った。

ツアーを通して大切なファンへ楽曲と感謝の気持ちを届けた蒼井だが、蒼井自身の言葉通り、もちろんこれが終着点ではない。唯一無二のパフォーマンスを披露し続ける蒼井がさらにどう進化し、どんな景色を見せてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。

関連ワード

web:172.30.1.100