真空ホロウ・松本明人、2022年は“歌の成長”を実感した年に「すごく良かったと思っています」

2022.11.8 18:00
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真空ホロウ・松本明人

Vo,Gtの松本明人さん、Drs,ChoのMIZUKIさん、2人からなるバンド“真空ホロウ”。

弾き語りで活動していた松本さんが2006年の大晦日、真空ホロウとしてバンドキャリアをスタート。メンバーチェンジを経て、2019年12月10日より、松本さん、 MIZUKIさんの2人体制で活動しており、昨年15周年を迎えました。

それぞれ、アーティストへの楽曲提供やレコーディング、ライブサポートも精力的に行なっている真空ホロウは、12月2日(金)に「真空ホロウ 15th Anniversary +1 Finalーキネマ倶楽部ワンマン公演-」を開催します。

今回は、真空ホロウを代表して松本さんに今年の全体的な活動についてや、日々の気持ちの切り替え方などを伺いました。

ーー真空ホロウ、ソロ活動、「健康」のユニット活動、リズムゲームアプリ「ブラックスター -Theater Starless-」でのキャラクターシンガーなど、実に多くの活動をしていらっしゃる松本さん。まだ年末までは少し時間がありますが、ここまで振り返って、今年はどんな年だったでしょうか?
 
松本明人さん(以下:松本):2021年末から準備していた年始のブラスタ(「ブラックスター -Theater Starless-」の略称)Zepp横浜2デイズに始まり、2月からは毎月開催しているソロの弾き語り主催公演もスタート。

春から秋にかけては、健康のレコーディングとイベントと初有観客ライブにツアー2本と同時進行でブラスタのZeppツアーとアコースティックイベントの準備と歌唱レコーディングを何本かに加え、提供曲などのエンジニアリングやディレクションをやりながらも、YouTubeで弾き語り動画の投稿をはじめました。

人にも言われましたが、「あれ?明人さんは今どこで何をしているの?何人いるの?」という気持ちに初めてなった年でした(笑)。多分2023年始までそんな気持ちが続く予定です。
 
ーー今年のお仕事の中で特に印象に残っていることはありますか?
 
松本:真空ホロウという根幹の部分以外は全て今年が本格活動の年でしたので、全部と言ってしまえば全部なのですが…。強いていうのであればギターを持たずに歌うことが増えたことでしょうか。

ブラスタでは流してくださるオケに合わせてキャラクターとして歌わせていただくというスタイルが基本ですし、それに加えてダンサー様方にリードしていただきながらのダンスや移動ありきのステージングを求められます。踊りながら歌うことはギターを持って歌うことに比べると丸腰がゆえに姿勢や表現力が大事だということがやってみて分かってきて、それをギターを持った状態でも活かせるようになりました。

ギターを弾いているとどうしても重さなどで猫背気味になっていくものなのですが、気付いた時に姿勢を戻してあげたり、胸を開いてあげたりすることによって、より自由に気持ちよく歌うことができるようになったので、物怖じせずこのコンテンツに参加させて頂いてすごく良かったと思っていますね。
 
ーー忙しい日々を送られていることと思いますが、それぞれの仕事において気持ちの切り替えはどのようにしていますか?
 
松本:例えばレコーディングやリハーサルでしたら、前日の就寝前に翌日の現場の曲を聴いてから眠ったり、当日現場に入るまでの車中では本意気レベルで歌ったりして気持ちを持って行ったり。

後は当たり前なんですが各現場でほぼご一緒する方が異なるので、その方々と前回会った時のことを思い出したりとか、「今日これあの人に話そう!」っていうエピソードを考えながら現場に向かうと自然とモードが切り替わっているかもしれません。

後、これは結構重要だなと思ってるんですが、メイクや衣装ですね。現場によってヘアスタイルやメイクの濃さ、色みのバランスなどを変えてもらっていたり、もちろんヘアメイクさんも現場ごとに異なるのでそれぞれのニュアンスになっていくというか、各現場で同じ松本明人にならないのがとても良い効果になっていると最近とても実感しています。

【ライブ概要】

真空ホロウ 15th Anniversary +1 Final -キネマ倶楽部ワンマン公演-」
▼公演日
2022年12月2日(金)
開場18:15 開演19:00

▼会場
キネマ倶楽部

▼チケット
全自由席:4,500円 当日:5,000円
※1ドリンク代別途必要
※未就学児入場不可

web:172.30.1.254