九州・福岡を拠点に活動するアイドルグループ・LinQ、11周年記念ライブを開催
11周年のライブタイトルは、メンバー自らが考案したテーマパーク風演出を織り込んだ夢の国「Dream LinQ Land」と命名。会場に集まった多くの来場者に対し、パーク内の注意事項をLinQ卒業生の深瀬智聖が伝える会場アナウンスが流れ、メンバーによるテープカットに続いて、LinQの代名詞とも言える曲『ハレハレ☆パレード』で幕を開けた。
MCでは、海月らなが「今回のタイトルは、福岡にテーマパークが減ってしまい福岡にもっと笑顔を増やしたい、全国から笑顔を集めたいと思いから一日限定の遊園地を作ろうとなりました。“一日限定”と言う事で日本一短い遊園地ですが、ファンの皆さんと濃密な時間、空間を作って行きたいと思います!」と語った。
さらに、案内キャストに扮した金子みゆ、涼本理央那は、テーマパーク「Dream LinQ Land」のエリアを紹介。テーマパークの5つのエリア(フードエリア、可愛いエリア、絶叫エリア、ショーエリア、光のエリア)で構成し、それぞれのテーマに沿った選曲で進行して来場者をひとときの夢の国へと誘うと、絶叫マシーンに乗っているかのような演出や映像と光、スモークを使った演出で終始会場を沸かせた。
LinQとして初めて周年ライブに挑んだ、大空莉子、黒田れい、有村南海の3名は「あっという間に終わりそう」「自分達で作り上げたものを披露できとても気持ちがいい」「ファンの皆さんのおかげでアドレナリンが出てます」など、初の景色を楽しんだ様子をストレートに表現した。
2021年3月にLinQの卒業を発表し、今年の8月でアイドル活動を終える新木さくらは、自身としては最後の周年ライブとなる。新木は、“可愛いエリア”でソロ曲「さくらずっと」を披露。そして「大好きなMACOさんが作ってくださった『さくらとずっと』を歌えて本当に幸せでした。ソロ曲を周年ライブでやるのは私が初めて。LinQに新たな歴史を刻みました。今まで9回のLinQ周年ライブに立ちましたが、今回の11周年ライブは素敵な景色が思い出のひとつとなりました。このライブがラストとの周年ライブで本当によかったと心から思えました」と、感慨深げに語った。
本編の最後に披露した曲、「I am…」では、メンバー直筆の歌詞を映像で投影しながらそれぞれの想いを表現。ファンは全員に配られたペンライトで会場オレンジ一色にして応え、最高の雰囲気を創り上げた。
また、最後には新木の卒業ツアー、高木悠未の福岡マラソン参戦、金子の映画出演など、周年ライブの終わりに相応しい新たなチャレンジを発表。メンバーの入れ替わりもありながら、成長と進化を続けるLinQは、8名での12年目に突入した。
※高木悠未の「高」ははしごだか