宮崎薫、Netflix『ラブ・イズ・ブラインド JAPAN』出演後の“大反響”に驚き「全世界配信の力はやっぱり大きいなと」
2012年から活動を続けているシンガーソングライターの宮崎薫さん。
音楽活動の傍ら、ラジオパーソナリティーも務めるなど幅広い活動をしていた彼女が、今年2月、世界で広く配信される動画配信サービス「Netflix」内の恋愛リアリティーショー「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」へ出演。その中で、自身の父親について言及したことによって、とても大きな注目が集まっています。
その注目の中、楽曲「Karma」を3月中旬にデジタルリリースすることを発表。また、そのミュージックビデオ制作のためのクラウドファウンディングプロジェクトを実施中であることがアナウンスされています。
今回は、そんな彼女に、Netflix『ラブ・イズ・ブラインド JAPAN』出演について伺いました。
ーー2022年2月からNetflixで配信されている恋愛リアリティーショー「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」に出演されています。出演の経緯などお聞かせいただけますか。
「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」はもともとアメリカ発祥の婚活リアリティー番組です。コロナ禍で活動もできず自宅にいる時間が多かったため、普段見ることのないリアリティー番組に手をつけてみたのが始まりでした。
相手の姿を一切見ることなくPODと呼ばれる部屋で「壁越しのデート」を重ねていきます。声のやり取りだけで、相性を見極め、“結婚”というゴールに向かっていく、という話だけ聞くとあり得ないようなカオスな企画です(笑)。
番組中でも話していますが、私は長年お付き合いをしていた方がいました。青春のほとんどを一緒に過ごしてきたため、私は俗にいう恋愛偏差値が低い「恋愛下手」です。
一目惚れするような事もなく、好意を持たれると関係を進めるのが急に怖くなって避けてしまったり、そもそも好意に気付いてなかったり…(笑)。自分のバックグラウンドのこともあり、知らない人と出会うのが億劫で遊びの場を避けてきた時期があるのも一つの理由です。
出演のきっかけは、ある日知人から「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」のオーディションの話を聞いたのですが、その場にいた同級生たちが、「こんな大胆な企画に飛び込まない限り薫は一生恋愛しない!今夜にでも応募するように」と強引に背中を押してくれたことですね。
慎重派の私が動画配信サービスの企画に応募して出演するなんて、正直放送された今でも私が一番びっくりしています。
ーー出演の反響も大きかったと思います。反響を実感した瞬間などありましたら教えてください。
実感を一番わかりやすく感じたのはSNSのフォロワーが増えたことです。やっぱり数字で見えるものは分かりやすいですね。出演を伝えていなかった友人や、長年連絡をとっていなかった知人からも連絡がありました。早とちりの「結婚おめでとう!」みたいな連絡もありましたね(笑)。
想像はしていたけれど、全世界配信の力はやっぱり大きいなと感じました。
予想以上だったのは”海外からの反響”でした。アメリカ発祥の番組ですので、少しは日本版を見てくれる人もいるだろう…くらいに思っていましたが、一気に増えたフォロワーの7〜8割が外国の方であることは想定していませんでした。翻訳サイトを使って送ってくれたんだろうな、というようなDMをもらったり「もっと曲が聴きたい!」と私の音楽に興味を持ってくれる人がいたり。
実際に番組が配信になってから、SpotifyやApple Musicで聴かれていた人気曲の順番がガラッと入れ替わりました。今までは古いアルバムがよく聴かれていましたが、番組の配信後は最新アルバムの「The Light」の中から英語と日本語をMIXしてかいた曲が上位に入っています。
その点でも海外からの反響を実感しました。これまでもSNSでコンスタントに発信してきた、洋楽のアコースティックカバーにもリアクションが増えましたし、リクエストなんかもたくさん頂けてすごく嬉しいです。
※宮崎の崎は立つ崎。