宮崎薫、どんな仕事でも気をつけている“言葉の重み”とは?「意識するのとしないのでは大きく変わってきます」
2012年から活動を続けているシンガーソングライターの宮崎薫さん。
音楽活動の傍ら、ラジオパーソナリティーも務めるなど幅広い活動をしていた彼女が、今年2月、世界で広く配信される動画配信サービス「Netflix」内の恋愛リアリティーショー「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」へ出演。その中で、自身の父親について言及したことによって、とても大きな注目が集まっています。
その注目の中、楽曲「Karma」を3月中旬にデジタルリリースすることを発表。また、そのミュージックビデオ制作のためのクラウドファウンディングプロジェクトを実施中であることがアナウンスされています。
今回は、そんな彼女に、音楽活動と幅広く活躍するそれ以外のお仕事についても伺いました。
正直、それぞれの仕事での気持ちの違いはあまりありません。割とどんな時も等身大でいることが多いと思います。
というのも、今回「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」への出演をきっかけに改めて実感したのは「猫かぶれない」ということです。最初は全世界に配信される番組への出演ということで見え方や話し方などすごく気にしていましたが、結局のところいつもの私になってしまうんです。
ラジオ番組でもそうです。「みなさん、こんばんは!宮崎薫です」とスタート直後は電話をとる時の様なよそ行きの声なのですが、20分番組の途中からはいつもの少し掠れた低い声になっています。たったの20分もよそ行きモードを続けることができないんです(笑)。
唯一、どのお仕事の時も共通して気をつけていることは「言葉」です。
ラジオの収録はカットしたり言い直したりすることも出来ますが、ライブやSNSでの生配信、テレビ出演など一度世に発信してしまうと二度と取り戻せません。
近年言葉の重みについて世間もフォーカスすることが増えましたが、どんな時も誰かが傷付いたり悲しい思いをしたりするような発言はしないように、と心がけています。完璧にそれが出来ているなんて思っていませんが、意識するのとしないのでは大きく変わってきますよね。
※宮崎の崎は立つ崎。