広島県呉市のゆるキャラと替え歌に注目集まる。使用されたあの名曲とは?「すごい破壊力」「笑える」
8日に放送の日本テレビ系「スッキリ!!」で紹介された、広島県呉(くれ)市のPR動画とマスコットキャラクターの「呉氏」が話題となっている。
呉市の市長・小村和年氏は「呉市という町自体に認知度がないので、呉市という町の存在を知ってもらうことが一番」と今回PRをおこなった理由を明かす。呉氏の見た目は瀬戸内海をイメージしたターコイズブルーを基調とし、正面には「呉」の一文字。背中には読み方をアピールするためカタカナで「クレ」と書かれており、遠くから見ても「呉」を最大限にアピールできる斬新かつシンプルなデザインとなっている。
そんな呉氏が出演している呉市のPR動画がネットで話題になっていると番組で紹介。動画で使用されている曲はTRFの「CRAZY GONNA CRAZY」の替え歌で呉市にちなんだものとなっており、ダンスはAAAの振り付けも行っているshojiが担当。ゆるキャラとは思えない、呉氏のキレキレのダンスも披露されている。
この動画はアップされてから1週間で27万回を超える再生回数を叩き出し、小村市長は「これほど反響があるとは思いませんでした」と驚き、動画の影響で呉市を訪れたいという声も寄せられているのだとして「良かったかなと思っている」と心境を明かしていた。VTRを見た司会の加藤浩次は「自治体のセンスが問われる時代になってきたね。プレッシャーだろうなあ」と苦笑いしながらも「面白いねでも」と正直な感想を述べていた。
これにTwitterでは「呉市のゆるキャラ、すごい破壊力だなw」「呉市のイメージキャラクターめっさ笑ったんだけど 地味に愛着わく」「呉市行きたくなったw」「呉〜市GONNA 呉〜市 笑えるww」などといった反響が寄せられており、動画再生数は伸び続けている。
ご当地キャラクターのいわゆる“ゆるキャラ”がヒットし、成功を収めている例はいくつもあるが、千葉県・船橋市の非公認キャラ、ふなっしーは大ブレイク後、アーティストデビュー、紅白歌合戦出場。昨年8月にはご当地キャラクターとしては史上初となる試みである単独武道館公演「梨祭 NASSYI FES.ふなっしー夏祭り 2016」を開催した。