武藤千春、ソロとして新たな“挑戦”をした理由とは?「一度きりの人生いろんなことを経験したい!」

2022.1.19 18:30
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武藤千春

2014年までダンスグループE-girls・Flowerのメンバーとして活躍され、2015年からは、“女の子が発信するメンズファッション”という新しい試みのユニセックスストリートブランド「BLIXZY(ブライジー)」のトータルプロデュースを行う武藤千春さん。

現在は東京と長野県小諸市での二拠点生活を送り、ご自身で農業に取り組みながら、フードロス課題解決に向けた規格外野菜のレスキュー活動も行うなど、「有言即行」をテーマに、新しい生き方や価値観を発信されています。

そんな武藤さんに、今回はグループを卒業して独立したきっかけや、当時の心境、ブランド設立の理由などについて伺いました。
 
ーー武藤さんは2014年までダンスグループE-girls・Flowerで活躍され、翌年の2015年にはアパレルブランドを立ち上げるなど、独立して活動をしていらっしゃるかと思います。グループから個人での活動に移行しようと思ったきっかけ、またその頃の心境などを教えていただいてもよろしいでしょうか?
 
幼い頃から歌やダンスに熱中し突き進んできましたが、20代を目前にした時「一度きりの人生いろんなことを経験したい!縦幅だけじゃなく横幅も広げたい!」と、そんな想いで環境をガラッと変え、新しい挑戦をしてみようと独立しました。グループで活動していた当時は自分ができないことは周りの仲間やスタッフの方々が助けてくれていたけれど、いざ自分ひとりになったら「私はどこまでできるんだろう?」という不安とワクワクも感じていました。
 
ーー独立後の最初の活動として、アパレルブランド「BLIXZY(ブライジー)」の設立を選ばれたのはなぜだったのでしょうか?
 
グループを卒業すると決めた時はその先のプランを何も決めていなくて、今までやってきた音楽活動や働く場所、収入など何もかもなくなった時、私はどこに心動かされ惹かれるんだろう?と、そんな自分のありのままの心の動きをキャッチしたいという気持ちでニューヨークをはじめ、国内外問わず様々な場所に足を運び、色んな人たちと出会いました。

そんな中で私が心動かされたのは物作りとファッション。思い返せば幼い頃から物作りが好きで、家では一人でずっと図画工作をしていたし、ヒップホップやR&Bなどのブラックミュージックを聴く時も、音楽はもちろんレコードジャケットやMusic Videoに映るアーティストたちのファッションにいつも刺激を受け、真似をしているような、そんな幼少期でした。

グループで活動している当時もストリートファッションが大好きで、海外の映画やMusic Videoに出てくる洋服やスニーカーを買い集めていたんですが、そんなファッションを見た応援してくれていたファンの方々が私のファッションを真似してくれるようになり…今までは自分がアーティストたちを真似ていたけど、自分もそうやって音楽以外の部分でも発信できるんだ!と思ったのは大きな自信に繋がったような気がします。

でもグループを卒業した当時はデザインも経営も何もかも勉強しておらず無知で、まさか自分が会社やブランドを作れるなんて全く思っていなかったので、最初は趣味で自分の名前からCHIIIという文字をとってキャップを作り、友達に配ってました。SNSを通じてそのアイテムを見てくださった方々からたくさんのお問い合わせをいただき商品化し、そこからBLIXZYが始まりました。

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