Akira Sunset、作曲した乃木坂46『気づいたら片想い』が“ターニングポイント”と明かす
作詞・作曲家、ミュージシャンとして活躍するAkira Sunsetさん。アーティスト、アイドル、アニメやNISSAN、NTT Docomo、JA全中等の企業系楽曲まで幅広く手掛けられています。
乃木坂46へ作曲した『気づいたら片想い』や作編曲した『今、話したい誰かがいる』『ハルジオンが咲く頃』が年間オリコントップ10入り。そして、作編曲した乃木坂46「いつかできるから今日できる」、AKB48に提供した「ジャーバージャ」は共にミリオン超えの大ヒットを記録するなど、日本を代表するヒットメーカーの1人としても知られています。
今回は、そんなAkira Sunsetさんに、ご自身の音楽のルーツ、お仕事のターニングポイントなどを伺いました。
ーー自身の音楽観に影響を受けたアーティストやジャンルを教えてください。
中学時代、尾崎豊で音楽を覚え、シンガーソングライターに憧れて、高校時代からはHip Hopにも傾倒しラップを始めました。
Snoop DoggやWarren Gという西海岸のメローなラップスタイルと、日本ではZEEBRAさんの言葉の置き方を研究していましたね。
同時にサーフィンをしていた影響からHawaiiのレゲエも聴くようになりました。
ーー音楽の創作活動においてインスピレーションを受けるものはどんなものでしょうか?
やはり人だと思います。
人と話すことで新たなヒントが生まれるので、とにかくたくさんの人と会い話してきました。
コロナ禍ではそれが叶わず、中々創作意欲にも繋がらなかったので、本当にこのまま収まってほしいなぁと思っています。
ーー音楽に携わる中で一番喜びを感じる瞬間はどんなときでしょうか。
少し前までは自分が携わった曲が世に出ることが喜びでしたが、最近は自分が関わった人の曲が世に出ることが喜びです。
もっともっと仲間を作ろうと思います。
ーーキャリアの中でターニングポイントになった出来事や楽曲はありますか?
アーティスト、作家、作家事務所と色々やってきましたが、やはり今があるのは乃木坂46の「気づいたら片想い」の作曲をさせて頂いたお陰です。
ーーご自身が手がけた楽曲で「特に思い出深い曲」として挙げるとしたらどの曲でしょうか?
同じく乃木坂46になりますが「今、話したい誰かがいる」と言う曲です。
(共にプロデュースユニット・THE SIGNALIGHTSを結成した)APAZZIくんとコライトして表題曲に選んで頂きました。
中々通ることが難しいコンペながら、初めてコライトした曲が通り、その後、数えきれないくらい彼と曲を書くきっかけになりました。