Carlos K.、音楽に携わる“喜び”と今後の目標を語る「変化を楽しみながら努力していきたい」

2021.12.27 18:00

ブラジル出身の日系2世のトラックメイカーとして、様々なアーティストや番組に楽曲を提供しているCarlos K.さん。手がけた楽曲がレコード大賞・レコード大賞優秀作品賞などを受賞した経歴を持ち、2015年にはオリコン年間ランキング 作曲家部門1位を記録しました。

手がける音楽の幅は広く、CMソングから、西野カナ、Little Glee Monster、Crystal Kayといったアーティストや、AKB48や乃木坂46といったアイドル、またアニメソングやダンスミュージックなどでヒットを連発。ジャンルを問わないリスナー達から圧倒的な支持を集めています。

そんな日本の音楽シーンを牽引するCarlos K.さんに、今回は音楽のルーツやこれまでのお仕事、また音楽の仕事に携わる喜びや、今後の展望について伺いました。

ーー自身の音楽観に影響を受けたアーティストやジャンルを教えてください。

ビートルズとボブディラン、尾崎豊さん、小室哲哉さん、ゴンチチさん、ヨーヨーマさんなど、他ジャンルに渡って影響をうけています。

音楽の最初の入りのジャンルはクラシックでした。

ーー仕事をする上でターニングポイントになった出来事はありますか?

ブラジルの田舎のマテ茶工場で20歳の頃働いていました。

その時に一緒に働いていた住み込みのブラジル人たちは音楽の道を目指していて、毎週テープに自分たちの音楽を録音して、レコード会社に送っていました。

自分はどんな環境でも音楽を目指せる、努力ができることを知り、東京に帰りすぐデモテープを作り、レコード会社に送り始めました。その後採用が決まり、今へと続いています。

ーー音楽に携わる中で一番喜びを感じる瞬間はどんなときでしょうか。

アーティストのみんなと一緒に作ったものがリスナーの皆さんの元に届いた時です。

特にライブでみんなと一緒に携わらさせていただいた曲を聴く瞬間は、本当に嬉しいですね。

ーー来年の仕事で挑戦したいことや展望を教えてください。

ひたすら、今までと同じく最高の作品ができるように制作を頑張ることです。

映像作品なども作っているのですが、これからはより新しいテクノロジーや文化が創られていくと思うので、変化を楽しみながら努力していきたいと思います。

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