Ryosuke “Dr.R” Sakai、コロナ禍の逆境が“レーベル立ち上げ”のきっかけに「今始めてしまおう」
2021.12.17 18:00
東京を拠点にワールドワイドに活動し、ちゃんみなさん・miletさん・AK-69さんなど、さまざまなアーティストのサウンドを手がける音楽プロデューサーのRyosuke “Dr.R” Sakaiさん。
今年、SKY-HIさんが主催したボーイズグループオーディション「THE FIRST」から誕生した、7人組ダンス&ボーカルユニット「BE:FIRST」のデビューシングル『Gifted.』のプロデュースも話題となりました。
音楽プロデュースだけに留まらず、自身のアーティスト活動、レーベル主催など多岐にわたって活躍を見せるRyosuke “Dr.R” Sakaiさんに、今回はコロナ禍での音楽活動の変化について伺いました。
ーーここ2年のコロナ禍で音楽活動や制作状況に変化もあったかと思います。残念だと思った変化、また良かったと思う変化はありましたか?
やはり、海外に簡単には行けなくなった、という点が一番大きかったですね。
この7年ほど、年の4分の1程度はLAにいましたし他の国々へも頻繁に遠征していたので、日本国内にロックされている状態がもどかしくもありました。
ただ、逆の捉え方をすると、その状況が新鮮でもありました。
コロナ禍は将来への見通しをさらにじっくり考える良い機会であったとも言えます。日本国内にいながらも世界に情報発信は出来る時代ですし、だったらそれを今始めてしまおう、という事で自身のレーベルを立ち上げた部分も大きいです。
今後もまだまだ予断を許さない状況は続くと思いますが、その時々の状況に応じ、音楽という部分を通じて良質なエンターテイメントを世界に発信して行きたいなと心を新たにしております。