Ryosuke “Dr.R” Sakai、アーティスト活動とプロデュース業を両方経験して得た“メリット”
東京を拠点にワールドワイドに活動し、ちゃんみなさん・miletさん・AK-69さんなど、さまざまなアーティストのサウンドを手がける音楽プロデューサーのRyosuke “Dr.R” Sakaiさん。
今年、SKY-HIさんが主催したボーイズグループオーディション「THE FIRST」から誕生した、7人組ダンス&ボーカルユニット「BE:FIRST」のデビューシングル『Gifted.』のプロデュースも話題となりました。
音楽プロデュースだけに留まらず、自身のアーティスト活動、レーベル主催など多岐にわたって活躍を見せるRyosuke “Dr.R” Sakaiさんに、今回はプロデュース業とアーティスト活動の違い、そして活動をしていく上でのモチベーションについて伺いました。
ーーDr.Ryo名義でアーティストプロジェクトもされています。プロデュース業とアーティスト活動、音楽に携わる時の意識の違いはありますか?
そうですね、やはりそれぞれに対して意識は大きく変わります。
アーティストとしては「個」をどのように打ち出していくのかという事に専念しますし、プロデュース業としてはそう言った「個」を持つアーティストをどのようにマスに見せていくべきなのか、というアプローチをしていきます。
この両方を経験することにより、『音楽』というものの本質に対しての理解度が格段に深まってきたなと最近は実感しています。
音楽を世に送り出す、という点で両者は表裏一体のような存在です。この経験はレーベルの運営やMNNFのアーティスト達に対しても非常にプラスに働いています。
ーーアーティスト、プロデューサー、レーベル主催など、ご多忙かと思いますが、活動における1番のモチベーションはなんでしょうか?
単純に音楽が大好きなだけなんだと思います。
レーベルをスタートさせてよく思いますが、音楽を作ることだけではなく、例えばファッションだったり、映像だったり、音楽周辺のカルチャーにまみれているのが単純に幸せなんですね。普通に音楽フリークでもあるので音楽を聴くのも勿論大好きですし、音楽にまつわる全てが好きというか。
今回MNNFからリリースした新曲『I Don’t Care』のMusic Videoでは僕もカメラを回したりしましたが、何かしらのクリエイティブな事に携わっている時間が一番幸せですね。多忙ではありますが、最高に充実した毎日です。