華やかな『紅白』は緊張の連続?日向坂46・YOASOBIらが明かした“ドキドキ“初出場ウラ話
今年行われる『第72回NHK紅白歌合戦』は、結成15周年のKAT-TUNや、先日2023年をもって解散することを電撃発表したBiSH、映画『花束みたいな恋をした』インスパイアソングの「勿忘」が話題を集めたAwesome City Club、さらに自身が主演を務めた映画『東京リベンジャーズ』が大ヒットし、9月には本年度の実写映画興行収入No.1記録を達成するなど、役者としても2021年に活躍した北村匠海が、ダンスロックバンド・DISH//のメンバーとして初出場することが決定するなど、放送前から話題となっている。
そんな中、3度目の出場が決定している、日向坂46のメンバーである加藤史帆は、『シブヤノオト』(NHK)の中で、初めて紅白歌合戦の舞台に立った時の心境を聞かれた際、“カメラを必死で追っていたため、緊張で記憶が一切ない”と振り返りつつ、「ドキドキがエグかったです」と、初出場というプレッシャーと戦っていたことを明かしていた。
そんな初出場については、多くのアーティストが加藤と同じように強いプレッシャーや、緊張を感じるようで、今年で2度目の出場となるYOASOBIのikuraは、ある番組で昨年の初出場時の自身らの様子について「記憶飛んでるんですよ」と、その緊張の大きさをうかがわせていた。一方で、紅白歌合戦は、日本で活躍するアーティストらにとって、特別なステージでもあるようで、ikuraは「音楽続けてきてよかったなって思いましたね」とも話しており、喜びのあまり、Ayaseと共に楽屋で泣いてしまったと振り返っていた。
また、2015年の『第66回紅白歌合戦』で初出場し、今回7度目の出演となる星野源は、選出される前は紅白歌合戦に対して“出れるような音楽性だと思っていない”といった思いを抱いていたと、ラジオ番組の中で語ったことがあった。しかし、『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の放送作家である寺坂直毅氏が“いつかそういう時代がくる”と星野の躍進を疑っていなかったように、星野が紅白歌合戦に選ばれる時代はやってきた。今年はネット発のアーティストである、“まふまふ”が初出場するなど、紅白歌合戦は時代によって変化し続けている。
“世の中を少しでもカラフルに彩りたい“という思いが込められ、「Colorful~カラフル~」というテーマで行われる今年の紅白歌合戦。そのテーマに沿うように、世代やジャンルを問わず、多彩なアーティストが出演予定となっている。そして、その特別なステージでは、今年も数々のドラマが生まれるのではないだろうか。31日の夜は、日本の大晦日に花を添える出場者らのパフォーマンスを、テレビの前で応援しつつ過ごしてみてはいかがだろう。