Ryosuke “Dr.R” Sakai、「仲間を日本から世界に送り出したい」海外の活動を経て描いた“夢”とは?
東京を拠点にワールドワイドに活動し、ちゃんみなさん・miletさん・AK-69さんなど、さまざまなアーティストのサウンドを手がけるRyosuke “Dr.R” Sakaiさん。
今年は、SKY-HIさんが主催したボーイズグループオーディション「THE FIRST」から誕生した、7人組ダンス&ボーカルユニット・BE:FIRSTのデビュー曲『Gifted.』のプロデュースが話題となりました。
そして、HiRAPARKさんとの共同プロデュース作品、OdAkEi x TEMBA『I Don’t Care』が12月3日にリリースされたばかり。そんなRyosuke “Dr.R” Sakaiさんに、OdAkEi x TEMBA『I Don’t Care』について伺いました。
ーーHiRAPARKさんとの共同プロデュースとなる、OdAkEi x TEMBA『I Don’t Care』も12月3日にリリースされました。MNNF RCRDS所属メンバー4人での楽曲となりましたが、どのような経緯でこのタッグチームが生まれたのでしょうか?
僕は7年間くらい海外での活動を本格的にやってきたのですが、その間、全米チャートのトップ10に入ったり、名門メジャーレーベルとアジア人初のプロデューサー契約をしたり、色々と道を開拓してきました。
海外アーティストのプロデュースも最高に楽しいのですが、ふつふつと湧いてきたのが、自分達の仲間を日本から世界に送り出したいな、という夢だったんです。
そんな中、OdAkEiやHiRAPARKに出会ったり、TEMBAがそれまでに所属していたレーベルから離れたり、様々な出来事が重なって現在のクルーがMNNFに集結しました。MNNFは全員クリエイターとしてずば抜けて優秀ですし、もはや家族のような存在です。
ーーHiRAPARKさんとの共同プロデュースはどのように進められましたか?何か印象深いエピソードがあれば教えてください。
僕がトラックのリフや楽曲展開などを構築し、HiRAPARKがそこにビートを組み合わせていく形で進めて行きました。
HiRAPARKとは彼の作品作りの時など頻繁に共同作業しているので、お互いの強みを上手く出して楽曲に落とし込めたかなと思っています。
僕は海外でも他のプロデューサーと曲作りをすることも多いので、相手の強みや自分の強みを即座に判断して役割分担を的確に判断することに慣れていますし、今回はMNNFファミリーのHiRAPARKとのプロデュースだったので、完全に阿吽の呼吸で制作を進めることができました。