愛乙女☆DOLL、ニューシングル『Passion for Life』リリース!メンバーが10周年イヤーの次の目標&佐野友里子が卒業を語る
アイドルグループ・愛乙女☆DOLL(ラブリードール/略称:らぶどる)が2021年12月7日、東京・池袋のサンシャインシティ・噴水広場にて、ニューシングル『Passion for Life』(12月7日リリース)の発売記念イベントを開催。今年1年を振り返り、今後の目標を語った。
2011年に業界初の「12ヶ月連続新曲披露公演」を行い鮮烈なデビューを飾ったらぶどるは、2021年6月に10周年を迎えた。世界最大規模のアイドルの祭典「TOKYO IDOL FESTIVAL」では2014年と2015年に2年連続でメインステージを務め、現在も2011年から連続出演中。
2019年9月には、ArcJewelとダイキサウンド株式会社が、アイドルの新たな可能性を創出していくためのプロジェクトとして立ち上げたアーティスト・レーベル「LOVELY RECORDS」の第1弾リリース・アーティストとなり、同年11月26日にシングル『未来航路』を発表。『Passion for Life』は、LOVELY RECORDSからの3rdシングルとなる。
らぶどるは、今年3月から「10周年企画」として、これまでの軌跡を振り返る10周年記念ライブを開催中。3月の東京からはじまり、大阪、広島、名古屋など全国を回り、2022年1月16日に東京・Zepp DiverCityでファイナルを迎える。
ニューシングル『Passion for Life』のリリースとなるこの日のイベントは、らぶどるとしては、『未来航路』の発売記念イベント以来、約2年ぶりのサンシャインシティ・噴水広場となった。
イベントは、メンバーがファンを煽りながら登場することでスタート。声を出せない観客は、サイリウムと拍手で迎えた。ライブ前半では、『Passion for Life』のカップリングとなる『Diary』と『夢のつづき』のパフォーマンスを行った。
MCでは、あいさつの後、リーダーの佐野友里子が「今年で結成10周年を迎えました!」と声を弾ませた。さらに、「来年1月16日には、Zepp DiverCityでのワンマンライブ開催が決定しました!」と改めて報告。「満員にすることが目標なので、頑張ります!」と力強く言葉にした。
メンバーたちは、「すてきな会場でリリース日当日を迎えることができて嬉しいです」、「感謝の気持ちを込めて歌わせてください」と告げ、『Passion for Life』のパフォーマンスをスタート。最後の曲となる4曲目「High Jump!!」では、「みんな、ありがとう!」と告げながら全力パフォーマンスを披露した。
イベント終了後、佐野は、「無事に終わってほっとしています。ファンの方もたくさん集まってくださり、立ち止まって見てくださる方もいて、本当にありがたかったです。たくさんの人に、『Passion for Life』とラブリードールの良さが伝わったのではないかなと思います」と声を弾ませた。
さらに、「サンシャインシティ・噴水広場はラブリードールがメジャーデビューしたときに立たせて頂いた思い出のある場所です。みょんちゃん(矢野美優)が加入した新体制となった新しいラブリードールでも思い出を刻み込むことができて、嬉しいです」と目を輝かせた。
【『Passion for Life』発売記念イベントセットリスト】
M1:Diary
M2:夢のつづき
M3:Passion for Life
M4:High Jump!!
また、メンバーにインタビューを行い、今年1年を振り返ってもらうと共に、来るべき2022年の目標を聞いた。
―『Passion for Life』はどんな楽曲に仕上がりましたか?
日向春菜:歌詞の中に「全力で! 全力で!」という部分があるのですが、疾走感のある曲になっています。振りでも“全力さ”を表現していて、王道のアイドルソングになっていると思います。
―10周年記念公演ファイナル(1月16日/Zepp DiverCity)の意気込みをお願いします。
太田里織菜:この1年、10周年企画として全国の色々な会場で毎月のようにライブをしてきました。その1年を通した集大成、そして、結成から10年の集大成のファイナルとしてお届けできたらなと思っています。
―10周年企画を駆け抜けた先にある次の目標はなんですか?
太田里織菜:「Zeppでワンマンをやりたい」と言い続けた結果、みんなで掴み取ることができました。らぶどるはずっと日本武道館でワンマンをやることを目標にしているので、次のステップとして、Zeppよりも大きなところでワンマンライブをやり、そして、日本武道館でワンマンをやりたいです。
佐倉みき:音楽番組に出たいです。
太田里織菜:ツアーもやりたいです。
前田美咲:海外でライブもしたいです。
―2021年はここまで、どんな年になりましたか?
佐倉みき:この1年は、メンバーとファンのみんなで1つになって目標に向かって進んでいくことができました。ニューシングルをリリースさせて頂いたり、公演で全国に行くこともでき、本当に濃い1年になりました。
―ニューシングル「Passion for Life」には、カップリングとして、佐野さんがソロで歌う「ソレイユの魔法」が新音源で収録されています。「ソレイユの魔法」は、どんな楽曲ですか?
佐野友里子:来年1月16日のツアーファイナルと、1月23日の生誕祭ライブをもって卒業させていただくのですが、楽曲自体は、8年ほど前に頂いたソロ曲です。私のファンの人への気持ちを描いて頂いた曲なのですが、毎年、生誕祭で感謝の気持ちを込めて歌わせてもらっています。音源を新たに録音したのですが、最初に歌った頃よりも歌も上達したと思いますので、感謝の気持ちに加えて、私の成長も感じて頂きたいなという気持ちも込めました。
―アイドルを目指した時間も含めて、アイドルとして過ごした期間は、どんな時間になりましたか?
佐野友里子:高校2年生の終わりからなので、芸歴は12年ほどになりました。自分が12年もアイドルを続けられるとは思っていなかったのですが、アイドルが大好きで、アイドルになりました。今、振り返ると、本当に全部がキラキラしていました。悩んだ時期もありますが、すべてが大切な思い出です。ひと言で表すのはなかなかできないのですが、あえて言うなら、「青春」です。学生生活よりも多くの時間を過ごせました。
―ご自身にとって、らぶどるは、どんな場所ですか?
佐野友里子:AKB48の研究生だったのですが、志半ばで抜けることになり、「ここでやってやるぞ!」という気持ちでらぶどるに入りました。9年経って、どこよりも大切な自分の居場所になりました。私の大切な場所だからこそ、みんなにも、ずっと大切にしてもらいたいと思います。
―今年を漢字一文字で表すと、どんな1年でしたか?
佐野友里子:「輝」です。卒業を決めた年でもあったのですが、アイドル人生を振り返って、本当に輝いていたなと思います。10周年の今年は、らぶどるもさらに熱さを加えて、らぶどる自体も輝いていたと思います。
太田里織菜:「絆」です。去年は、なかなかファンの方にも会えなかったのですが、今年は、会うことができました。ゆりちゃん(佐野友里子)の卒業もあり、ゆりちゃんと過ごせる1日、1日を大事にしてきました。メンバーと、ファンの方と、スタッフの方とみんなの絆が深まった1年だったのではないかなと思います。
佐倉みき:「想」です。今年は10周年で、ファンの方の愛をすごく感じました。メンバーに対しても、ファンの方に対しても、自分に対しても、「想う」ことを考えましたし、思いやりも感じました。
日向春菜:「進」です。世の中全体も去年よりも前に進むことができていると感じています。去年はオンラインでのイベントが多かったのですが、今年は、店舗に行かせてもらったりと、少しずつ前に進んでいる気がしています。
前田美咲:「改」です。改めて考えることが多かった1年になりました。らぶどるのメンバーとしても、自分自身のアイドルとしての在り方も考えました。
星凪桃佳:「魅」です。アイドルとしての自分をどう魅せていきたいか、どういう自分をどんな人に魅せていきたいかということを、これまでで一番考えることができた1年でした。
矢野美優:「新」です。新メンバーとして入り、日々、新しいことを覚える毎日でした。今日もニューシングルのリリース日で、新しいことが続いた毎日でした。
【愛乙女☆DOLLメンバー】
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