浜端ヨウヘイ、新曲「祝辞」ミュージックビデオ&リリックビデオ2作同時公開
「祝辞」はRCサクセション、また、山崎まさよしをはじめとするオフィスオーガスタのアーティストたちを手がけてきた森川欣信(現・オフィスオーガスタ最高顧問)がプロデュース。コロナ禍で結婚式を縮小したり、開催を断念したりすることが多い今、友人への祝辞をそのまま歌にして届けようという一曲だ。
この曲はリリース当日に開催された音楽事務所・オフィスオーガスタの恒例イベント「Augusta Camp 2021」でライブ初披露され、ステージには同事務所所属でレコーディングにも参加したドラム・あらきゆうこ、ベース・岡本定義(COIL)、さらにゲストとして山崎まさよしが登場。今回公開されたリリックビデオはこのAugusta Campのライブ映像をライブ配信ともテレビ放送とも違うオリジナル編集でお届けする。
そして、ミュージックビデオはCMプランナー・クリエイティブディレクターとして多数の有名CM、MV等を手掛ける一方、昨年、映画『人数の町』(主演・中村倫也)で長編映画監督デビューを飾った荒木伸二氏が担当。リリックビデオとは一転、ミュージックビデオの方は曲に登場する新郎・新婦の背景に焦点を当てたストーリー仕立てのショートムービー。
歌詞の中では直接描かれていない、二人が結婚に至るまでに過ごしてきた時間や二人のキャラクターが窺えるエピソードの数々が楽曲のイメージを一段と膨らませてくれる。要所要所に施された思わずクスッとしてしまう仕掛けや、あの先輩アーティストのカメオ出演もあり、最後まで見逃せない。
リリックビデオで視覚的に歌詞を捉え、ミュージックビデオではその世界を映像として捉えることでより楽曲の味わいやあたたかさを深く感じ取ることができる今回の試み、ぜひ2本の映像を行き来しながら楽しんでみてほしい。
この「祝辞」、歌詞の上では新郎の友人からの祝辞として書かれているが、贈りたい相手に合わせてキャラクターやエピソードを替えたり、新婦の友人に置き換えたり、自由にアレンジすればリモート結婚式の余興としてもオススメ。この時代だからこそ生まれた新たなお祝いの形ともいえるこのウェディングソングで、あなたならではの祝辞を送ってみてはいかがだろう。