ウクレレとメガネとシティーポップ!天性のゆらぎの声を持つチル系シンガーソングライター、シモムラナナ「sleepless」で全国デビュー!
ウクレレといえばハワイアンか漫談。未だにこれが日本でのウクレレの印象だ。でもそんな印象をぶち壊す新たな才能が現れた。シモムラナナ、盛岡出身でメガネが似合う個性派シンガーソングライターだ。10月27日に全曲オリジナルのミニアルバム「sleepless」で全国デビューする。
「sleepless」と言うタイトルには「眠れない」と言う一般的によく知られる意味の他に「油断ならない」という意味もある。
シモムラナナはまさに「油断ならない」アーティストだ。天性のゆらぎの声とチル系サウンドで一見大人しそうに見えるが、実は最近の若者としては珍しく野心家であり自信家。
そんなシモムラナナが生み出す音楽もやはり油断ならない個性的な音楽なのだ。「sleepless」は「ウクレレだからって舐めないで!」そんなシモムラナナの心の声が聞こえてくる1枚だ。
プロデューサーのハンサム判治氏は「この子は曲作りの天才。どんな曲でも体験してないテーマでも想像力だけでどんどん曲にできちゃう逸材なんよ。でもその中でも実体験を元に書かれたDream of little boyは特に血が通っとる曲でシモムラナナの曲の中で一番好きな曲なんよ。」と目を細めながら語る。
筆者も「Dream of little boy」は全ての世代に響くアンセムになると確信した。誰もが一度は夢を見て、夢に挫折しながらも今を生きている。だからこそ全ての人の心にこの曲の歌詞とメロディーが突き刺さるのだろう。
シモムラナナが所属するハンサムレコーズは活動拠点を湘南に移転した際に姉妹レーベル「湘南レコーズ」を発足させた。シモムラナナの「sleepless」は湘南レコーズとのダブルネームリリースとなり湘南レコーズのロゴが入った初の作品でもある。
湘南レコーズとは「都会的なクラブサウンドと原始的でアーシーなアコースティックサウンドの融合=ネオ湘南サウンド」を目指して発足したレーベルだ。ウクレレとクラブサウンドの融合がテーマの一つである今作「sleepless」はまさにネオ湘南サウンドといっていいだろう。
YouTubeで公開されたばかりの「Dream of little boy」のミュージックビデオは全編湘南茅ヶ崎で撮影され、シモムラナナの天性のゆらぎの声と独特な世界観、そして湘南の大自然が見事に融合され、まるで映画のような作品に仕上がっている。
「岩手から夢を追いかけて上京して5年、ここからがスタートです。正直自信があります!いつも全世界の人がわたしの曲を聴くべきだと思いながら曲を作っています。このアルバムをきっかけにシモムラナナってめっちゃかっけー!ウクレレって超クールじゃん!って思ってもらえるようにもっともっと新しいことに挑戦していきます。そして日本だけではなくアジアや世界中に注目されるウクレレシンガーソングライターになることが目標です。」
この湘南の海から世界に羽ばたいていくシモムラナナに今後も注目していきたい。