KEIKO、3ヶ月連続有観客配信ライブ開幕&NEWアルバム発売決定

2021.10.11 16:00

Kalafinaとして活動していたKEIKOが、10月10日に東京・eplus LIVING ROOM CAFE&DININGで『KEIKO Lounge K003・K004 ~10月の思い出~』を開催し、10月~12月の3ヶ月連続ワンマンライブをスタートさせた。

悠然とした様子で登場し、現在音楽配信中の最新曲「Nobody KnowsYou」でライブが開幕。情感たっぷりに歌い上げる楽曲でスタートを切り、その後のMCで、“(KEIKO Loungeと)大人なライブタイトルにしたので、皆さんもリラックスしながら、私も音を楽しみながら歌いたい”と語ったKEIKOは続けて、昨年リリースした1stアルバム「Lantana」から、K003(1部)は「溜め息の消える街」と「Ray」の2曲。K004(2部)は「ミチテハカケル」と「夕顔」の2曲をパフォーマンスし1部・2部で異なる世界観のステージを披露した。

続けて、ゲストミュージシャンとして、カリブ海と日本を拠点に両地域で活躍するカリビアンフルートの第一人者で、Kalafinaでもライブやレコーディングで共に音を奏でてきた赤木りえを呼び込み、赤木のフルートが気持ちよく重なり合った「始まりは」と新曲「八月の空」を披露。時折見せる2人が向き合って音楽で会話をしているようなパフォーマンスに観客は魅了された。なお、「八月の空」はKEIKOが作詞に加え、初の作曲にも挑戦した今年の夏の一コマを切り取った楽曲となっている。

その後のMCで、ソロとして2枚目となるフルアルバム「dew(読み方:デュー)」を12月8日に発売することを発表し、KEIKOは“音楽活動がなかなか出来ない状況の中でアルバムが作れることや、ライブが出来るのは皆さんのおかげだということを感じながら活動してきました。今日みんなに会えたことが嬉しいです”と、会場に集まったファンはもちろん、配信で視聴してくれたファンへ感謝の気持ちを伝えた。

ニューアルバム「dew」は、昨年リリースした前作アルバム「Lantana」で色んなジャンルへの挑戦を経て経験したことを活かしながら、KEIKOの音をより深く掘り下げた作品になっているとのこと。

さらに、アルバム収録曲から「通り雨」を10月20日に先行配信リリースをすることも発表し、「通り雨」のジャケ写と新ビジュアルも公開された。シックな黒い衣装に身を包み、傘をさした凛とした表情が印象的で大人の落ち着きを感じさせるKEIKOの表情が映し出されている。

ライブ後半には「茜」、「エンドロール」、「Be Yourself」と熱量を上げていき観客も負けじと手拍子で会場を盛り上げていき、梶浦由記が曲を書き下ろし、KEIKOが歌詞を書いた「七色のフィナーレ」で締めくくった。

本編終了後、アンコールを求める拍手が起こり始め、再びステージに登場したKEIKOはソロデビュー曲であり、自身初の作詞に挑戦した「命の花」を披露。

ライブの最後は自身のYouTubeチャンネル「KEIKO Official YouTube Channel 【けいこ部屋】」でも映像公開した童謡「この道」をピアノとフルートのシンプルな構成で感情豊かな歌声を会場中に響き渡らせた。

会場、配信共に心理的な距離の近さに心揺さぶれるライブでKEIKOの歌唱力と表現力に酔いしれた特別な1日となり、3ヶ月連続ワンマンライブの初日を見事に終えた。

12月8日にソロとして2枚目となるアルバム「dew」の発売、そして、アルバム収録曲から10月20日に先行配信シングル「通り雨」のリリースを発表したKEIKO。次回、<KEIKO Lounge K005・K006 ~11月の雨音~>のステージではどんなパフォーマンスを見せてくれるのか期待してみてはいかがだろう。

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