ばってん少女隊、新体制後初のツアーを完走＆新曲「わたし、恋始めたってよ！」を初披露＆12月には福岡と東京でのワンマンライブも決定！

この日のライブは2部公演制で行われ、第1部公演は2019年にリリースされたアルバム『BGM』の完全再現を中心に、エネルギッシュなパフォーマンスが約60分に凝縮された。そして、ビーズ幕や行燈柱の他、障子柄の稼働パネルが並んだ第1部とはまったく異なる雰囲気のステージにメンバーが立った。

プロジェクターに映し出される和柄の映像をバックに、ヒット曲「OiSa」のイントロが流れ、第2部は幕を開けた。今回のツアー用に作られた黒とゴールドの和テイストの新衣装を纏った6人のメンバーはキレのあるダンスを披露した。つづく「Killer Killer Smile」ではメンバーカラーの扇子を手にパフォーマンスを行った。間髪入れずに、ライブはそのまま進行し、6曲目の「己MY self」が終わったところで、各メンバーより‟福岡ファイナル、盛り上がって、一緒に楽しんでいきましょう！”の一言のあと、衣装の早替えを披露した上で「崇シ増シxxx物語」を歌い、つづくバラード「FORCES」ではプロジェクターに歌詞が映し出される中、稼働パネルを動かしながらの歌唱を行った。結果、最初のパートでは11曲目の「スウィンギタイ」までの約40分間、トークを挟まずの入魂のパフォーマンスとなった。

挨拶を兼ねたMCを行い、瀬田さくらの‟みなさん、元気残っていますか？”の呼びかけとともに「ばりかたプライド」で次のパートがスタート。13曲目「すぺしゃるでい」の間奏部分では、柳美舞が‟ここで、みなさんにプレゼントを用意しました！”と言うと、お題が書かれたボールが入ったプレゼントボックスが登場。希山愛がボールを引くと、そこには‟福岡と言えば？”というお題が書かれており、そのお題に対し、春乃きいなと蒼井りるあは長髪をかきあげる仕草をし、答えが金八先生（福岡出身の武田鉄矢）と判明し、ライブはアットホームな雰囲気のまま進行。2ndパート最後の曲「ばってん少女。」では間奏部分で蒼井りるあと柳美舞がオタマトーンを持ってステージに現れ、オタマトーンで人気曲「よかよかダンス」を披露し、会場全体が和やかな雰囲気に包まれた。

そして、今回の秋ツアーを簡単に振り返ってのMCを行ったあと、ライブは「OTOMEdeshite」から終盤へと突入。人気曲「おっしょい！」、７月にリリースした「FREEな波に乗って」、「ジャン！ジャン！ジャン！」、「ごろりんHAPPY FANTASY」と立て続けに披露し、会場のボルテージは最高潮になったところで、メンバー全員から今回のツアー完走についての感謝と御礼が述べられ、「ありがとーと」で本編最後は締め括られた。

その後、たくさんの拍手を受けて、メンバーがステージに再登場。再び、「OiSa」を披露した後、9月19日（日）に行われたZepp Yokohama公演のアンコールの最後で突如として披露されファンの間で謎を呼んでいた新曲、「わたし、恋始めたってよ！」が福岡公演でも披露され、11月10日（水）に発売されることがメンバーの口から発表された。

この曲は現在‟街中で耳にしてくせになる”とSNSを中心にバズり続けているばってん少女隊の代表曲とも言える「OiSa」を制作した渡邊忍氏によるプロデュースで、振付稼業air:manによる振付も見どころだ。

OiSa以来の最強タッグによる布陣で、メンバーも自信の強さを窺わせている。「恋愛」をテーマにした曲で、10代、20代の女の子たちの気持ちをリアルに歌う。大人っぽい表情を伺わせ、どこかドキッとしてすぐに引き込まれる音とダンスの世界観に注目して欲しい。

また、最後のMCでは、12月4日(土)にZepp Fukuoka、12月18日(土)には品川ステラボールでのワンマンライブを開催することも発表され、新メンバー加入から半年で圧巻のパフォーマンスをみせた『温故知新』ツアーからの更なる進化が期待される。

そしてさらに上田理子から、10月よりFM福岡にてレギュラー番組「ばってん少女隊の”FMばってん放送局”」がスタートすることも発表された。この番組はグループ内のMC担当、上田理子と同局の帯番組「Ultra Radio Connection ～DIG!!!!!!!! FUKUOKA」メインパーソナリティの一人でもあるクワハラタクヤがタッグを組む番組となり、初回放送が10月7日（木）になることも発表された。

新曲のリリース、新たなワンマンライブ、そしてFM福岡でのレギュラー番組のスタートと、さらなる進化が楽しみになばってん少女隊に注目が集まる。