オリヴィア・ロドリゴ、初のライブ配信イベント「サワー・プロム」でデビュー・アルバム『サワー』から全8曲を披露
今年1月にリリースした「ドライバーズ・ライセンス」が爆発的なデビューを果たし、5月にリリースしたデビュー・アルバム『サワー』が全米・全英を含む全15カ国で1位を獲得、女性アーティストのデビュー・アルバムとしては史上最多の全米ストリーミング数を記録するなど、まさしく2021年を象徴するアーティストとなっている18歳のシンガーソングライター=オリヴィア・ロドリゴ。
そんな彼女が、日本時間2021年6月30日午後12時30分に、自身初のライブ配信イベント「サワー・プロム」をYouTubeで開催し、デビュー・アルバム『サワー』より計8曲が披露された。
「プロム」とは、アメリカの高校で学年最後に開かれるダンスパーティーのことで、先日高校を卒業したばかりのオリヴィアにはぴったりのテーマ。デビュー当初から「ツアーをしたい」と言っていた彼女が、今回初めて、オンラインイベントという形で世界中にいるリヴィーズにパフォーマンスを披露した貴重なイベントとなった。
「失恋」をテーマにした『サワー』のコンセプトに沿って、映像の冒頭では、ため息をつきながら一人でプロム会場に向かい「デジャヴ/ハピアー マッシュアップ」を歌うオリヴィア。プロム会場では、リアルでも大親友として知られるのコナン・グレイやマディソン・フーも登場し、誰と踊ることもなく、「ブルータル」「トレイター」「ジェラシー、ジェラシー」を披露。
逃げるようにして入った暗室には、思い出いっぱいのキャストやスタッフのプロム写真が飾ってあり、切ない表情で「イナフ・フォー・ユー」をギターで弾き語り、オリヴィアの爆発的大ヒットを記録したデビュー曲「ドライバーズ・ライセンス」を圧巻の歌声で披露した後、フィナーレは、米シングル・チャートで1位を獲得し、いま大ヒット中の曲「グッド・フォー・ユー」を南カリフォルニア大学のマーチングバンドと共に締めくくった。
映像の終わりに笑顔を見せたオリヴィアは、自身のインスタグラムでオフショットも公開しており、「サワープロムが配信中!!!!!これを実現させてくれたみんなと、一緒に参加してくれた大親友たちに大感謝!みんなでパーティしょ!!!!」とコメントしている。
ライブ映像公開前には、ファンからのQ&Aにも答えており、「このイベントのテーマをプロムにしようと思ったのはなぜ?」に対し、「良い質問!ファンのために楽しいことがしたかったんだよね。私はホームスクールだったからプロムに行ったことがなくて。だからみんなで開催出来たら良いなって思ったの。特に今年はコロナでプロムに行けなかった人も多いと思うから、私からのお祝いみたいになったよ。すごく素敵なものになったから誇りに思ってる。私も、周りの才能のあるすごい人達も、みんな一生懸命頑張ったから最高だったよ。」や、「高校を卒業してどんな気分?」には「言葉では表せないくらい安心してる!ずっと仕事をしながら学校の勉強もしてたから、今は音楽に集中できてすごく嬉しい。成績も良かったから親も誇りに思ってくれてるよ。」と、元気いっぱいに答えている。
オリヴィアのデビュー曲「ドライバーズ・ライセンス」は、7月1日放送開始の日本テレビ系新ドラマ『イタイケに恋して』の主題歌にも決定しており、日本でも更なる注目を集めている。