amazarashi、10th anniversary live「APOLOGIES 雨天決行」開催
amazarashiが2015年以来となるファンクラブ限定ライブ、amazarashi 10th anniversary live「APOLOGIES 雨天決行」を開催した。
本公演は、今回は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期となっていた『amazarashi Live Tour 2020 「ボイコット」』の東京公演の開催場所であった東京ガーデンシアターで無観客での開催となった。
開場中の映像では、Twitterでファンから募集された10周年を迎えたamazarashiへのメッセージが次々と映し出されていく。開演時間が近づくと、amazarashiのこれまでのライブとMVを振り返る映像が流れ、会場の映像に切り替わり4面のスクリーンに映し出された映像と共にライブ配信された。
ライブの1曲を飾ったのは昨年にリリースの『ボイコット』に収録の「拒否オロジー」。ここで秋田ひろむを中心にサポートメンバーが円になって囲むステージの模様が明らかとなり、普段のライブとは異なる特別な雰囲気を感じられる。「APOLOGIES 雨天決行 東京ガーデンシアター 青森から来ました、amazarashiです」と秋田ひろむの前口上で始まったライブは「とどめを刺して」「世界の解像度」と新曲を繰り出していく。
MCを挟み、「14歳」「爆弾の作り方」「ポルノ映画の看板の下で」と昔懐かしい楽曲はもちろん、昨年12月に開催のamazarashi Online Live「末法独唱 雨天決行」にて弾き語りで披露された「令和二年」「馬鹿騒ぎはもう終わり」「曇天」もバンドセットで初披露された。
そんなセットリストに応じて、ステージを囲む4面の紗幕が次々とそのパターンを変えていく。
ライブも終盤に近づき、MCで「もう少しでおしまいです。」と告げられると楽曲リクエスト企画で1位に選ばれた「雨男」がいよいよ登場。その後、本公演を締め括る楽曲にとして披露されたのは「未来になれなかったあの夜に」だった。
メジャーデビューEPの『爆弾の作り方』から最新リリースの『令和二年、雨天決行』までの新旧織り交ぜたセットリストで構成された本公演は、まさに10周年を迎えたamazarashiの軌跡を振り返るにふさわしいライブとなった。
本公演の模様は、4月8日18時よりFanStreamで4月11日(日)23:59までアーカイブ視聴が可能となっている。