ふるさと東北へ想いを馳せて作られた山猿の新曲『未来へ』の配信が開始

2021.3.13 17:53
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『未来へ』

東日本大震災から10年の節目を迎え、福島在住の山猿がふるさと東北を想い書き上げた新曲『未来へ』が3月12日より全配信サイトにて配信が開始された。

当初はMVのみの公開予定だったが、SNSを通して音源の配信を望む声が多数寄せられ、いつも支えてくれているファンの要望に応えたい!という山猿の強い想いから、事前告知のないまま電撃的に配信された。

震災時、山猿が生活していた自宅も津波の被害を受け、避難所生活を経験。避難所を転々とし過ごす中で、人と人との絆を改めて実感したという。ふるさと東北の方々との触れ合いの中で感じた温かさ、そしてこれからも続いていく復興や希望を歌にのせ、“感謝”や“恩返し”の気持ちを一人でも多くの方に伝えたいとの想いがきっかけとなり書き上げられた今作。

そんな想いを歌だけではなく形に残したいと、急遽『未来へ』のMV撮影が決定。日頃から思い立ったことは即行動に移す山猿はすぐに撮影に向けて動き始めたという。

翌日の3月10日には撮影・編集を終え、日付が変わってすぐの翌11日には、Instagramの生配信にて試聴しているファンに公開する形でMVの最終チェックが行われたのち、すぐにOfficial YouTubeチャンネルで公開されるなど、異例の速さと方法に驚きと歓喜の声が寄せられた。

撮影場所は山猿が在住の会津が舞台となっており、MVの見所の一つになっている。親交のある地元の方々が出演するなど、飲食店や美容院など地元の協力を得て、縁のある場所でアットホームな雰囲気と広大な自然に包まれながら撮影が進められた。

一歩、さらにもう一歩…。希望が溢れる未来へ歩み出そうとしている人の背中にそっと手を添えるような、これからの復興といつまでも変わることのない絆の大切さが感じられる、凛々しくも心温まるメッセージソングとなっている。

【山猿からメッセージ】

最後に、この曲に出逢ってくれた方にお願いがあります。
震災から10年という節目でもありますが、未だ帰りたい場所に帰れていない方、会いたい方に会えていない方がたくさんいらっしゃいます。復興を信じ、立ち止まらずに前へ進み続けている方々がいることを、どうか忘れないでください。

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