新しいLIVEのやり方で、洋楽カバーバンド「THE JUGGLER」スタート
ウクレレシンガーのKAIKIやDo As Infinityの大渡亮が参加する洋楽カバーバンド「THE JUGGLER」が、3月3日渋谷eplus LIVING ROOM CAFE&DININGでウォーミングアップLIVEと位置付ける初ライブを行った。
コロナ禍でスタートしたバンドらしく、このご時世にどうフィットさせるか様々なトライアルが行われた。
入場時の検温・手指消毒などの基本フォーマットに加え、ステージは休憩を挟んで30分×2回、本番中もドアを開けて換気をする為音量はおさえめ。
一人がけテーブルを多数用意、グループ席でも知らない人と相席にならないよう配慮。席数はキャパシティの1/2以下。
座席をキープするために予約を推奨するが、中止や変更に即対応出来る様に前金なし。物販でのアーティストとの接触もなし。
ミュージックチャージは¥1,000と驚きの低価格だが、強制ではなく個々の気持ちで「チップ」をプラスして飲食代の精算時に支払う。ミュージックチャージとチップは全額アーティストサイドに渡される。
このような新しい取り組みで行った今回のライブは定数満員。久しぶりにライブで生音が聞けたことを喜ぶ声や青春時代へのタイムスリップ感を満喫したなど、短い時間ながら楽しめた様子。また、チップ制は感動を表す新しいスタンダードになると好反応だった。
メンバーも実力が試される部分が大きいことに、「緊張したけど良い経験。何よりも1年ぶりに音を出せて気持ちが繋がった」とコメントしている。
暫くは観客がスマートフォンで演奏を撮影することを許可しているため早くも動画がSNS等で拡散され始めている。
次回は3月17日(水)、安心できる環境の下で美味しいものを飲み食いしながら「全曲名曲」の神セトリを体感してみてはいかがだろうか。