グレタ・ヴァン・フリート、最新曲「ヒート・アバヴ」のMVが公開
世界中のロック・ファンとメディアが“ロックの未来”と大きな期待を寄せるアメリカの4人組バンド、グレタ・ヴァン・フリートが、4月16日に発売するニュー・アルバム『ザ・バトル・アット・ガーデンズ・ゲート』(The Battle at Garden’s Gate)に収録される「ヒート・アバヴ」(Heat Above)のミュージック・ビデオを公開した。
「ヒート・アバヴ」のリリースに際し、バンドはこのようにコメントした。「この世界にはたくさんの愛が残っている、そうは見えなくても。一緒に星に向かって昇って行こう。”ヒート・アバヴ”はそういう曲だ。」
ミュージック・ビデオについては「シアトリカルで、雄弁で、大げさに表現されている。これは雲の中の夢であり、嵐の中の平和の瞬間。テーマ的には、俺たちは天国で儀式の中心にいて、超現実的で、奇妙で、生き生きしていて、自由だ。」とコメントしている。
『ザ・バトル・アット・ガーデンズ・ゲート』はグレッグ・カースティン(フー・ファイターズ、ポール・マッカートニー、アデルなど)がプロデュース。デビューから現在までのバンドの旅が映し出されているという。
その間、2017年3月デビュー・シングル「ハイウェイ・チューン」はじめ4曲が全米ロック・ラジオ・チャート1位を獲得、ライヴ会場は故郷ミシガン州のバーから15,000人規模にまで拡大、五大陸で行ったワールド・ツアーで100万枚のチケットを売り上げた。2019年来日公演でもライヴ・バンドとしての実力、魅力を見せた。延期になったが昨年12月のメタリカ南米ツアーのサポート・アクトが発表されていた。そういったすべての体験が、新作の音楽に進化として反映されている。
アルバムには先行リリース中の「マイ・ウェイ、スーン」(米ロック・ラジオ・チャート1位)、「エイジ・オブ・マシーン」も含む全12曲が収録される。各曲にはシンボルマークがあり、12のシンボルは、自由、自分に力を与えること、コミュニティの力、そして母なる地球へのリスペクト、といったテーマに関連するものだという。
バンドは各曲のビジュアル・ストーリーも作っており、その神秘的なビジュアルや12のシンボルがアルバムのブックレットに掲載される。