Chapman、 “依存”を表現したメロウなミドルファンクナンバー「迷子」をリリース
9月30日にリリースした1st Single「Bypass」がSpotifyで4つの公式プレイリストに選出されるなど注目を集めたChapmanが早くも2nd Singleとなる「迷子」を配信限定リリースした。
2018年8月、中高の同級生らにより結成され、翌年には『SUMMER SONIC 2019』、『ツタロックフェス2019』への出演を果たし、今年4月にバンド初音源となる1st EP「CREDO」を全国リリースした東京の5人組R&Bバンド、Chapman。
そのサウンドはネオソウルやファンクといったブラックミュージックを軸としながらも、ジャズやヒップホップ、ロック、近年のビートミュージックシーンの影響も感じ取れる多彩なものであり、そこに内省的で情緒溢れる詩を掛け合わせた楽曲が魅力。
Vo. Neggyの歌声は伝統的なソウルやR&Bのフィールを感じさせ、ブルーでダウナーなテイストが主流な現在のR&Bシーンにおいては一際目を引く存在である。
そんなChapmanの本作『迷子』は”依存”を表現したメロウなミドルファンクナンバー。「近いけど遠い」存在への過度な愛をテーマにした彼らなりのラブソングは、悟りを開いたような冷静な視点に、力強い覚悟とかすかな葛藤が入り混じった、繊細な感情模様が描かれている。
透明感あるシンセサイザーのメロディーから始まるトラックは、温かいローズ・ピアノの音色とグルーヴィなビート、そしてVo.Neggyの優しくも情熱を込めた歌声が相まって、軽快で心地よくも胸を打つ歌モノに仕上がっている。
アートワークはChapmanのアーティスト写真も手がけた写真家・フジカワヒナノ氏による写真が使用された。
また、前作に引き続き、レコーディングを藤城真人、ミックス・マスタリングをyasu2000(big turtle STUDIOS)が担当した。
Chapmanは新たなシングル曲を鋭意制作中とのこと。1st Single『Bypass』に続いて本作『迷子』 も是非チェックしてみてはいかがだろう。