カンデ・イ・パウロ (Cande y Paulo)、メジャー2枚目となるシングル「Treaty」をリリース
2020.11.16 15:30
2017年のYouTube動画が世界中で話題となり、今年名門デッカ・レコードと契約を果たしたアルゼンチン出身のグループ、カンデ・イ・パウロ (Cande y Paulo)。キーボードとコントラバスというこの異色のデュオによるメジャー2枚目のシングル「Treaty」が今月リリースされた。
「Treaty」は、レナード・コーエン生前最後のアルバム『You Want It Darker』(2016)に収録されている1曲。キーボードのパウロ・カリッソによるピアノの響きと、コントラバス/ヴォーカルを担当するカンデ・ブアッソの美しい歌声が印象的な仕上がりとなっている。また、本曲のプロデュースはかつてコーエンとも仕事を共にしたラリー・クライン (ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディラン、ハービー・ハンコック)が担当。ゲスト・ギタリストであるアンソニー・ウィルソンによるシンプルながらもエモーショナルなギター・ソロも必聴だ。
この曲について、2人は「レナード・コーエンの友人だった人たちと彼の曲に取り組めたことの素晴らしさを言葉で表現するのは困難です。とても畏れ多いことでしたが、大切なのは音楽自体が持っているメッセージを伝えることです。彼の音楽、そして人生を祝福できる仕上がりになっていることを祈っています」と語っている。