“アベンジャーズ的バンド”クレイユーキーズのクレイ勇輝とyuiが語った初配信ワンマンライブに込める思いとは
シーンに合わせて変幻自在にかつ豪華なメンバーを揃え、「まるでアベンジャーズのよう!」とも称されるコミュニティー系バンド「クレイユーキーズ」。
そのメンバーは元キマグレンのクレイ勇輝、2019年『NHK紅白歌合戦』でAI美空ひばりの「あれから」の作曲を担当したKafu Sato、元Aqua TimezのOKP-STARなどが中心となり、Martin Johnson (OAU)、杉本雄治(WEAVER)、西岡ヒデロー、上野優華、斎藤アリーナ、諸石一馬(ex.Shiggy Jr.)、SARO、小笠原拓海、Shun (HY)、芹澤”REMI”優真(Special Others)、真船勝博(Flower Flower)、村山潤(Flower Flower)、西村ヒロチョなど。yui(Flower Flower)、井上苑子、山之内すずなど華やかなゲストヴォーカリストも合わせ、総勢32名にも及ぶ。
クレイユーキーズはこの4年間、フェスなどに出演し、オリジナル曲や洋楽のカバーを披露するほか、本人たちの持ち曲である、キマグレン「LIFE」、Aqua Timez「虹」などを全員で歌唱、観客を盛り上げてきた。
そんな彼らが、8月29日(土)の20時からYouTubeでの無料配信ライブを実施する。初の配信ワンマンライブはyuiを迎え、京都の寺院・即成院(そくじょういん)から届けられるとのこと。
ーーまずは、“クレイユーキーズ”というバンドについてお伺い出来ればと思います。クレイユーキーズの結成のきっかけを教えていただけますか?
クレイ勇輝さん(以下:クレイ):平昌オリンピックのイベントにソロで出演して、キマグレンの「LIFE」などを歌う予定だったのですが、せっかく国の公式な行事に呼んで頂いたという事で、ALL-STARバンドを仲のいい友達で組んで、それぞれのヒットソングをやってみたらどうかな?と思ったのがきっかけです。みんなに声をかけて当日を迎えました。
ーーyuiさんは、どのようなきっかけでクレイユーキーズとして活動されることになったんでしょうか?
yuiさん(以下:yui):確か、ユウキが誘ってくれて、どういう集まりかあまり知らずに行ったのが最初だったような気がします。リハで皆で音を出して、初ライブという流れで。楽しかった思い出です。
ーー始まりはゆるやかな集まりだったのですね。それでは、お二人の出会い、第一印象はどのようなものでしたか?
クレイ:もう10年近く昔の話ですが。オジサンが可愛い女の子の着ぐるみを被った印象でした(笑) うそうそ(笑) そうやってストレートに言ってしまうとちょっと怒られそうですが、フランクでいいやつって感じかな。
yui:コンビニで出会ったのが最初だったらしいのですが、私は覚えていなくて…。横浜のフェスで挨拶したのがはじめましてだったと思います。夏らしい爽やかな人だなという印象でした。
ーーそんな出会いを経て、バンドとして活動を続け、今回、京都・即成院から、クレイユーキーズ with yuiとして初の配信ワンマンライブを実施されますが、ライブを実施されるに至った経緯を聞かせていただけますか。
クレイ:本当は、7月23日にOTODAMAでクレイユーキーズ with yuiとしては初めてワンマンライブをやる予定でしたが、コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になってしまいました。
そこで、配信ライブを、という話になったのですが、やるとしてどこからやるのがいいんだろう?と考えました。
そして、この状況を逆手にとって、普段じゃ絶対やらない場所にしよう!僕が昔からお世話になってる京都の即成院に聞いてみよう、となって、会場が京都・即成院に決定しました。メンバーも奇跡的に日程がかみ合って、密を避けながらバラバラで現地に向かいました。
yui:ライブがなかなか出来ない状況の中、ユウキが声を掛けてくれてみんなが集まれました。即成院さんはユウキのよくお世話になっている所と言うことでしたが、とても素敵でたくさんのキラキラした仏像様達にも癒されましたね。
ーー初の配信ワンマンライブは、どのようなステージになりそうですか?
クレイ:このバンドにとって大きなきっかけになるライブな気がします。
yui:最初はきちっとしようと緊張していたのですが1回目のMCの時に「何でそんなに固いの?」と言われたので手加減しないでいきました(笑)
皆で音を出している事に感謝しながら、そしてその音を出させていただいている場所が楽器を持った仏像様達の前という事もすごく意味があって素晴らしいなぁと感じながらライブが出来ました。
皆の楽しい雰囲気が伝わったらいいなぁと思っています。
ーーそれでは、次はクレイさんにお伺いします。7月にクレイユーキーズとしては、今回が初めての楽曲リリースとなる『道 with yui(FLOWER FLOWER)』を発表されました。これまで活動されてきた中で、このタイミングで楽曲をリリースしようと決めた理由を教えていただけますか?
クレイ:そろそろ活動を形にするタイミングが来たということですね。もう何年か活動してきて、ちゃんとしたリリースがなかったので。
ーーなるほど。クレイユーキーズは過去にさまざまなゲストヴォーカリストを迎えていますね。その中で、yuiさんのヴォーカリストとしての魅力を聞かせてください。
クレイ:声です!神がかってます。
レコーディングでも声がスピーカーから流れてきた瞬間、「うわー」って椅子にもたれかかって天を仰ぎました。
「声…はんぱねー」って。
ーー29日の初の配信ワンマンライブについて、感じていることを率直に聞かせてください。
クレイ:こんな時だからこそ、気が知れた仲間と集まれた事が幸せすぎますね。
特別な場所で、ある意味いつも通りの自分たちの時間を過ごせたこと。色んな初めてと、色んないつも通り、久々だからのドキドキ。沢山の人に届いて欲しいなってワクワクしています。
ーーありがとうございます。では、次はyuiさんにお伺いします。yuiさんは、コラボ楽曲『道 with yui(FLOWER FLOWER)』を実際に制作されてみて、感じたことはありましたか?
yui:ユウキはいつも夏の爽やかな風が吹いているような雰囲気を纏っているので、そんな爽やかと少しだけキュンとするような懐かしさやせつなさが出た曲になったんじゃないかなと思います。
ーー今回のクレイユーキーズとの配信ライブのお話が出た時に、どのような気持ちを持たれましたか?
yui:このバンドは本当に楽しいので、ただただ楽しみという気持ちでいっぱいでした。
ーー今回のコラボで得たもの、今後に活かしていきたいことなどがあれば教えてください。
yui:たくさんいつも刺激をもらっています。笑った分だけ良い音楽が作れるような気がする不思議な時間をいつもくれるので、良い音楽がさらに作っていけそうな気がしています。
ーーありがとうございます。それでは、最後にファンの皆さんにライブへの意気込みをお二人からお願いします。
クレイ:話がとにかく長いけど、そこも含めてみて欲しい!
「クレイユーキーズってなに?」「誰がメンバーなの?」「どんな活動が主体なの?」などなど疑問ばかりあると思いますが、見ればわかる!見れば好きになってくれるはず。
yui:皆を笑顔を出来るように歌いました!最高のメンバーで最高の場所で最高な音を届けます!!
ーーお二人とも、ありがとうございました!