ジェイコブ・コリアー、ニュー・アルバム『Djesse Vol.3』をリリース

この作品はプロデュース、作曲、ミックス、レコーディング、アレンジ、演奏のほぼ全てを彼自身がロンドンの自宅で行った、これまでで最もグルーヴィで彩り豊かなものとなっている。若干26歳にして既に4回グラミー賞を獲得しているコリアーだが、今作の12曲でもそういった彼の才能を存分に発揮し、我々を楽しませてくれている。

また、今作はダニエル・シーザー、ジェシー・レイエス、キアナ・レデ、キンブラ、マハリア、ラプソディ、T-ペイン、タンク・アンド・ザ・バンガス、トリー・ケリー、タイ・ダラー・サインといった豪華なゲスト陣も話題で、これらのコラボレーションが彼の音楽を新たな境地へと導いている。

また、最新シングル「スリーピング・オン・マイ・ドリームス」のミュージック・ビデオも公開された。今年の1月にわずか1日で撮影されたこのビデオでは、コリアーがお気に入りの世界中のダンサーがフィーチャーされており、ベッドをモチーフにしたセットでコリアー自身も踊りまくる必見の内容となっている。

『Djesse Vol.3』は、彼が現在取り組んでいるアルバム四部作「Djesseプロジェクト」の3作目として発表されるもの。2018年の『Vol.1』ではオーケストラを、2019年の『Vol.2』では様々なジャンルのミックスがテーマとされてきたが、今回の『Vol.3』ではジャンルを超越した彼のソングライティング、パフォーマンス、プロデュース能力をこれまで以上に堪能出来る内容となっている。ジェイコブ・コリアー史上最高傑作との呼び声も高い本作をじっくりと楽しんでみてはいかがだろうか。