サムライ・トランペッター黒田卓也、4年ぶりの新作『フライ・ムーン・ダイ・スーン』発売
2020.8.7 14:30
2014年、USブルーノート初の日本人アーティストとして『ライジング・サン』でメジャー・デビュー。以降ニューヨーク・ブルックリンを拠点にワールドワイドな活躍を続け、日本では近年MISIAの“SOUL JAZZ”プロジェクトの共同プロデューサーを務めるなど、ジャンルを自由に横断しながら活動を続けるジャズ・トランペッターの黒田卓也。
前作『ジグザガー』から実に4年ぶりとなるニュー・アルバム『フライ・ムーン・ダイ・スーン』が、8月5日に先行リリースされた。
制作に2年をかけたという渾身の内容で、黒田自身がプログラミングしたビートやサウンドと、総勢20名を超えるミュージシャンの生演奏が絶妙に融合。切れ味のあるトランペット・プレイはもちろんのこと、「フライ・ムーン=自然の偉大さ」と「ダイ・スーン=人間の美しき卑猥さ」という2つの要素の間を行き来する感情をアルバム全体で表現したという、プロデューサーとしての新境地を示す作品に仕上がっている。
オリジナルに加えて、ディアンジェロのヴァージョンでも有名な「スウィート・スティッキー・シング」と、ハービー・ハンコックの「テル・ミー・ア・ベッドタイム・ストーリー」のカヴァーを収録。日本盤にはYonYonとMELRAWが手掛けた「ドゥ・ノー・ホワイ」のReworkヴァージョンが追加収録されている。