ディスクロージャー、スロータイとアミーネをゲストに迎えた「マイ・ハイ」をリリース
ディスクロージャーは先月、3枚目のアルバム『エナジー』のリリースを発表した。ローレンス兄弟は、過去にも楽曲のコラボをしたヒップホップの伝道師でもあり、モチベーショナル・スピーカーのエリック・トーマスを参加させ、「エナジー」で静まり返った夏にカーニバルのような活気を注入した。
続いて彼らはスロータイとアミーネをゲストに迎えたニュー・シングル「マイ・ハイ」をリリースし、再び大胆な意思表示を行い、その火が消える気配はない。今年の春にリリースされたEP『エクスタシー』に収録されているクラブ・トラックとは一線を画し、スロータイとアミーネという二人の若いソングライターとディスクロージャーが持つ多才さと革新性を証明している。また「マイ・ハイ」のMVは、ケガをしてストレッチャーに乗せられた男性が病院から町へ飛び出すダイナミックな内容となっており、メキシコシティとロサンゼルスの間でロックダウン前に撮影された。
8月にリリースされるアルバム『エナジー』には、スロータイ以外にもケリス、コモン、ケラーニなどが参加しており、今回のリリースは2015年リリースのアルバム『カラカル』以来、約5年ぶりのアルバムリリースとなる。またディスクロージャーはデビュー・シングル「オフライン・デクステリティ」をリリースしてから今年で10年を迎えた。
国内盤のボーナス・トラックには、2020年にデジタル配信でリリースしたEP『エクスタシー』の楽曲を始めとして、アルバムの先行シングルとしてリリースされているブラジルのライブラリー・ミュージックの荒々しいリズムが特徴的な「エナジー」も収録。またアメリカのシンガー、カリードの作詞、ディスクロージャーのプロデュースによってリリースされた「トーク」を収録。「トーク」は第62回グラミー賞でレコード・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたことでも有名である。