カーリー・レイ・ジェプセン、アルバム『デディケイティッド・サイドB』をサプライズ・リリース
グラミー賞、ジュノー賞、ポラリス賞など数々のノミネート歴を持つシンガー・ソングライターであるカーリー・レイ・ジェプセンが、自身4作目となるアルバム『Dedicated(デディケイティッド)』( Schoolboy/ Interscopeレコード)のリリース1周年を記念し、同作品に収録しきれなかった全曲未発表作品で構成されるB面アルバム『デディケイティッド・サイドB』をサプライズ・リリースした。
さらに同作品収録のシングル「This Love Isn’t Crazy(ディス・ラヴ・イズント・クレイジー)」をレコーディングした際の映像で作られたリリック・ビデオも同時公開された。
『デディケイティッド・サイドB』には、これまでにテイラー・スウィフト、ロード、ラナ・デル・レイなどの実力派シンガーたちのプロダクションに携わってきた敏腕プロデューサー兼シンガー・ソングライターのジャック・アントノフ、さらにマドンナやアデルなどの作品のプロデュースに携わったアリエル・レヒトシェイドなどの豪華メンバーが参加している。
実はアルバムがリリースされる数日前に一部のファンたちの間では、このB面アルバムがリリースされるのではと噂されていた。そのことに気づいていたカーリーはアルバム・リリースの際に、「最近噂が回ってたみたいだけど、やっぱり私に隠し事はできないみたい。『DEDICATED』のB面がリリースされたの、みんな早く聴いてみてね。アルバムを聴いてズボンが脱げちゃうくらい踊ってほしい!去年のツアー中、私と一緒に素敵な時を過ごしに来てくれたみんなには本当に感謝してる。何か恩返しをしなくちゃね…今回はアルバム2枚で許して;) 念のために伝えておくと、みんなのことが大好きよ。」とコメントしている。
カーリーがB面アルバムをリリースしたのは、今回が2度目。2015年にリリースしたアルバム『エモーション』のB面集『エモーション・サイドB』を2016年にもリリースしている(新曲を追加した日本盤CDは2017年に発売)。
ソングライターとしての才能が高く評価されているカーリーは、新作アルバムに取り掛かる際に何百という楽曲をいつも書いていることで知られており、こうしてサイドBという形で、彼女が世に送り出すことができなかった楽曲の一部を聴くことができるのは、ファンにとってもかなり嬉しい体験なのではないだろうか。
また『デディケイティッド・サイドB』の国内盤CDは6月17日(水)に発売が予定されており、こちらにはボーナストラック2曲が世界初CD収録される。